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2023年12月12日火曜日

つれづれ雑草「リステリン」

山のように嫌な事があり、荒波のように困難は押し寄せ、救い難き政治家が悪業を行なっている。テレビでは大谷、大谷、大谷。1000億円の契約金かと大騒ぎ。号外まで出るという今日この頃。大谷翔平選手は日本人にとって誇り高き稀有な選手だが、第三次戦争前夜ともいわれている世界情勢の中で、もっと、もっと報じる事があるはずだ。国の悪事はこういう騒ぎの影で着々と進めて行く。三年間にわたるコロナ禍で、私たちの状況は激変した。数多くの恩人、知人、友人は旅立ってしまった。又今も酷い後遺症に悩まされている友人も多い。一つの仕事をもらったうれしさに、携帯に向って何度も何度もありがとうございましたと、頭を下げる業界人の姿を見ると、切なくなるのだ。いやまてよ、それは自分かもしれない。金もうけの話をしないで酒を飲める良き友は、殆んどあの世に旅立ってしまった。夢とロマンを語ってくれた先輩たちもいなくなった。つまんねえ、まったくつまんねえといいつつ、“銀だこ”というたこ焼き屋の横を通る。タコハイボールを飲む客で満員だ。会社の同僚たちだろう。男6対女性4位の比率だ。酒を飲んでキャーキャー大声を出してバカ笑いする女性は、ほぼ不美人だ。それでも飲んでいる男は、あわよくば今夜はと狙っている。たこ焼きのソースと、カツオ節の味がたっぷり残っている、口と口でキスを交わすのだ。そしてその先へと進み人生を失う。ギョーザのケースも、焼肉のケースも、ヤキトリやジャージャーメンのケースも同じだ。“臭い仲”というのは、ほぼ後悔をする。なんでマスク、マスクとうるさい人間が、ニンニクの臭いたっぷりの仲で、キスするのだろうか。映画の仮編集を終えた十二月九日(土)の夜の赤坂、通称ヤッカン通り(ヤクザと韓国料理店が多い)のアチコチで、酔って抱き合う男女を見た。あ~嫌だ嫌だと思いつつ、頼み事がある人に、会うために先に向う。ポン引き(客引き)の男が、そこかしこにいる。さすがに私には声をかけない。柄が悪いからだろう。あるいは同業と思われているのかもしれない。日本人よ冷静に考えよ、今パー券、パー券、裏金、キックバック、16文キックの話がどっと出ているが、この裏に読売新聞とアメリカのCIA(つまりアメリカ国)が深くからんでいる。読売の創業者は正力松太郎、内務官僚のボスだった。それ故、時の政権の裏の仕事を秘かに行う。グズという仇名を持つ岸田文雄にいら立っている。アメリカはイスラエルから手を引けない。ウクライナへの支援もままならなくなった。日本というサイフの中からもっと、もっと金をしぼりとりたい。すべてにグズな岸田文雄は使えない存在なのだ。ビートたけしの映画“首”ではないが、岸田文雄は首と判断された。財務省が絵を描いている。その財務省ベッタリの麻生太郎を首切り役にした。中国+ロシア、インドの台頭、核をアメリカ本土に着弾させる能力を持った北朝鮮。ユダヤ資本に牛耳られているアメリカは、日本人が貯め込んだタンス預金1000兆円が欲しいのだ。郵政民営化でガッポリ稼いだように。財務省はアメリカの戦費をかき集めるために、増税、増税のペースを急ぐこととなる。グズグズしているなと。本来検察のリークは、朝日新聞がいの一番であったが、今回、読売にリークしたのには深い意味がある。あ~嫌だ嫌だ。だが乱は人を生み出すという。きっと政界は再編成となる。だがしかしアメリカの子分であることに変わりはない。“専守防衛”から反撃能力へ、戦争オタクといわれる“石破茂”がやけに明るい。前総理大臣“菅 義偉”が、競輪用語でいえば、“大まくりを打つ”(後方から一気にアタマになる)を仕掛けるだろう。小泉、河野ラインを先頭に使って、石破に一着を取らせるのだ。石破大嫌いの麻生太郎は悩ましい。しかし政界の一寸先は闇だ。ドサクサの中で伊集院 静がこの世を去った。無類の競輪好き、博打好きであった。自から無頼派といっていた。無頼とは頼るもの無き人間のことだ。銀座で女性にモテた作家は“故吉行淳之介”がいちばんといわれてたが、伊集院 静も吉行に負けずモテたという。故夏目雅子と時間を共にしていた、逗子の“なぎさホテル”は無くなってしまった。お洒落なホテルだった。今の世は死んだ者は、二・三日で忘れられる。ヒジョーニカナシイ、ワスレナイデチョーダイ! と故財津一郎さんは言っているだろう。そして、テレビCMをやっている葬儀屋さんには十分気をつけてチョーダイと。とにかく次から次にこうしたほうがと値が上っていく。終いにはケンカになるという。板橋にまっ正直な葬儀屋さんがある。恩人であり友人でもある。その人を紹介する。ところでオ~タニさん、ぜひ日本の映画界に出資をお願いします。そうしたら号外をバンバン私が配ります。そんなこんなで400字のリングは今年の最終回、今後どうするかを考えます。サバイバルゲームが待っている。こんな映画を見た。すっかり倦怠期に入っている夫婦が、その夜久々にベットでとなる。二人は洗面所に行って、リステリンでうがいをする。妻役はニコール・キッドマンだった。みなさんよいお年を迎えてください。
文中敬称略)