私の最大の弱点(ゴマンとあるが)は、マンガ、劇画、アニメの世界に弱い。
メカにもウルトラ弱いのでその世界の情報は、赤銅鈴之助とかゴルゴ13、柔道一直線、無用ノ介、あしたのジョー位しかない。
昨夜親愛なる兄弟分が「君の名は。」を観ろよと言った。
前夜「シン・ゴジラ」をみんなが観て面白いというので、日劇の最終回で観たのでその感想を話していた。
“君の名はとたずねし人あり、その人の名は”の名セリフの映画「君の名は」の名が出た。
リバイバルかと聞いたら、アニメ映画で大ヒット中という。
へぇ〜そうなのか、映画題名には著作権はないはずだから同名OKなのだ。
確か歌の題名に映画の題名を使ってもOKだった。
“忘却とは忘れる事なり、忘却を知る心のさびしさよ”岸恵子がマチコ、佐田啓二がハルキであった。
で、兄弟分によく知ってるな、そんなアニメを見てるのかよと言った。
彼には恋する年代の愛娘がいるからきっとその影響のはずだ。
そうでないとキモチワルイおじさんになる。
ダメだな〜アニメを見なきゃと言われたもんだ。
今日エグザイルだか三代目だかのグループのコンサートチケットを私の娘から何とか手に入れてとせがまれていたのだが、即時ソウルドアウトでファンクラブに入っていても手に入らない。会社の凄腕女史をもってしてもダメであった。
こんな時は兄弟分だ、何とかならないかと二ヶ月位前からお願いをしていた。
ダメだよ、無理、その手の相談は断ってんのと言われたが、そこを何とかと食い下がった。
モシモシ、オレ◯△□、入ったよ二枚九月十四日のがと連絡が入ったので思い切りアリガトサン。何とか面目が保てた(?)ごていねいに今日午後五時東京ドーム会場入口関係者席までチケットを持って来てくれる。
娘にどこかの組の組長みたいだから直ぐ分かるよと電話した。
えー恐い人って言うから、日本で一番大きな広告代理店でキャスティングのボスをしていたから見た目は恐いけど優しいよ、それに中学時代の同級生だからと言った。
コンサートのチケットは今回きりと約束をした。
「シン・ゴジラ」は、政治風刺劇の大作であり、自衛隊PRの大作でもあった(全面協力)。災害大国日本への警告、北朝鮮のノドンやテポドンなどによる攻撃への備え方教室でもあった。ラドンが出ないのが残念であった。
私が大尊敬する監督からこれと匹敵するシナリオを受け取っているのだが、映画会社の人間に見せたら数十億の製作費がかかると言われた。
病と格闘している監督に空母や巡洋艦や戦車など、鉄という鉄を腹を減らした人間たちが食べまくっていく大スペクタクルを作らせてあげたいと思った。
ポンと50億円出す太っ腹の人いないかと日劇をあとにしながら思い、有楽町ガード下「天米」で小かき揚げ丼を食べて帰った。