生きているのだが生きた心地がない。大好きだった力士の日馬富士が同じモンゴル出身の力士貴ノ岩をビール瓶で頭を叩き割ったニュースのせいだろうか。九人の人間を殺しバラバラにしてアイスボックスに入れていた。その驚くべきニュースもすでに忘れかけている。籠池理事長夫婦はもう話題にもならない。小池百合子なるミドリノタヌキが希望を口にしてさあ大変というニュースは、最早遠い昔の話だ。
ハリウッドの大物プロデューサーが、ハリウッドからこのスケベと追放されるや、ケベン・スペーシーはゲイだとか、(芸は身を助ける)とも言う。ダスティン・ホフマンやスピーブン・セガルたちも実はスケベだったと続々のニュースでうんざりだ。
いずれハリウッドから男優がいなくなる。この流れは必ず日本の芸能界に伝染するはずだ。男は皆スケベである。むしろそうでないほうが不自然であると私は思う。神は男にボッキするイチモツを持たせたのだから。で、話を日馬富士に戻す、現貴乃花(元貴乃花親方&相撲協会理事&地方巡業部長)の不気味さが不気味なファッションと共に何を考えているのかを分からなくする。私の生まれた岡山の加計孝太郎なる利権教育業者がずっと身をかくしている。堂々としろと言いたい。この大問題もうやむやになりつつある。バランバランの野党の追及は、自分たちの足で取材してないから全然ヒョロヒョロ玉だ。
ワイドショーにはいつものメンバーが。いつもの与太話。MCがパネルにバカバカに書いたものをかくすペーパーを、めくりめくるのを見ては、更に与太話となる。テレビ局は制作費削減のため極力取材せず、新聞、雑誌、ネット上の話をいただいてパネル化する。基本的にテレビをつけ放しにしているので私も日々バカバカ化している。仲間を裏切って小池百合子なるミドリノタヌキに急接近してありえない結末となった人間から一通の手紙が来たが破って捨てた。恩知らずの裏切り者は落ちるところまで落ちる。私は一度別離を決めた人間とは永久にサヨナラする。と、まあ生きているようで生きた心地がしていないのは、笑ってないからだと思った。最近、心から笑ったのはいつだったかと思ってしまう。悲劇が多く喜劇がないのだ。午前二時頃から映画を二本見た。降旗康男監督、木村大作撮影の「追憶」主演岡田準一と小栗旬であった。いきなりドッチラケとなった。子どもの頃に人を殺した過去を持つ主人公が、な、なんと刑事になって登場した。ガックリ度100パーセント。
もう一本は「ある天文学者の恋文」これが又教授と教え子とのワンパターンものであった。自らの死から逆算してやたらとメールして指示を送る教授。天文学と無理矢理結び付けて話を複雑にしたもので、やはりガックリ度100パーセント、週末は喜劇の映画を借りて来て笑いたい。
腹を抱えて笑ったことは今年記憶にない。朝刊を読みながらいつものグラスに、「いいちこ20度」を入れた。時計を見ると午前五時二十七分十九秒であった。みなさん大きく笑う週末を。ダビンチの絵が510億円で落札とか、多分ニセモノ。私には本物の熊谷守一の一匹の猫の絵の方が、510億円以上にいい作品に思える。
現在七時五十一分四十八秒、一時間半位は眠ったようだ。