まず慶応の裏門からスタートして芝公園弁天池へ。増上寺の境内を横断してから三門を出て大門を左折する。それから新橋駅前を通り、目的地である銀座のカフェーパウリスタ(銀座八丁目)へと辿り付く。約3㎏の散歩の事を銀ブラと云ったらしい。
芥川龍之介や永井荷風、佐藤春夫や久保田万太郎ら「三田文学」周辺の人々がこのカフェーパウリスタに集まり大正レトロな雰囲気の中で名物ブラジル珈琲を飲み、ひとときを楽しんだらしい。
現在も一杯498円で味わえる。銀座八丁目にある。ジョンレノンも楽しんだと伝えられている。
銀座は大好きな街でありよく銀ブラをする。
買い物が苦手な私は、靴はフタバヤと決めている。散歩がてら立ち寄る私の足の事は全て判ってくれている。銀食器を見るのが好きなので宮本商行に立ち寄る。
田中屋でお蕎麦をすすり、鳩居堂で文具を買い、風月堂でお茶をし、和光の画廊で絵など見る。その通り向いに友人が社長をしているおせんべいの名店、「あけぼの」で少々買う。路地裏の小さな画廊でいい絵を見つけると今日はいい一日だと思う。旭屋書店がなくなったので教文館にブラッと入っていろんな本の装幀を見るのが楽しい。
一人でブラブラ一時間から二時間歩く。
銀座通りにド派手なマツモトキヨシが出来た時はショックだった。街の景観が壊れてしまった。最近はどこもかしこも中国人だらけだ。カメラを持ってウロウロしている。
その昔ニューヨークの五番街が日本人だらけで顰蹙を買ったのと同じ光景だ。大好きなティファニーの本店なんかに立ち寄るとそこは中国人のてんこ盛り。売り場のスタッフも全くウルセイ奴等だ、ミャーミャーばかり言って中々買わない、何言ってっかよく判らないがどうやら値切っているらしい。
ティファニーで値切るのかこのワンタン野郎。メンマババアみたいの気持ちがありありと見える。静かな応対の中に怒りが籠もっている。銀座はチャイナタウンになってしまうのかもしれない。
先日、長い付き合いの友人が並木通りにある有名な並木画廊で定年後初めての水彩画展を行った。初日に行くと広い会場にたくさんの友人、知人達。奥さんと娘さんは対応におおわらわ、本人は腰痛を抱えながら一人一人にご挨拶の連続。出展点数40点、武蔵野美術大学デザイン科卒だけあって素晴らしい出来栄えだ。次々と赤丸がつく(売れてる)。本人はひたすら感謝感激。
私も経験があるが個展はとんでもなく疲れるものだ。気力体力を必要とする。大先生等は初日のパーティーしか出ず、あと途中にちょっと一回と最終日に来る。新人は朝から晩まで出ずっぱりで最終日が終わると疲れがどっと出る。
まかり間違って中国人の集団が入って来るととんでもない事になってしまう。お客さんは拒否出来ない。文化芸術に国境は無い。
但し中国人にはマナーはない。ゾロゾロ入って来ていきなり椅子に座りテーブルの上のお菓子やおせんべいをバリバリボリボリ食べまくる。お茶なんて直ぐに無くなってしまう。何の事はない、絵を見る訳ではなくお茶を飲んでお菓子食べてミャーミャー騒いで次の画廊へ。長年銀座で生きてきた銀座の猫たちも呆れ顔である。友人の処もそんな目にあっていないか心配している。
かつて中国人や韓国人を差別し奴隷の様にコキ使って戦争成金になった大企業が今頃モミ手をしてゴマすって頭を下げる。可愛い女の子をあてがって商売を求めている。日本は中国と韓国の子分になってしまった。
歴史とは恐ろしいものだ。私は中国人と話をするのは三十分位が限界で一時間となると頭の中がこんがらがった釣り糸みたいになる。外貨準備高世界一が中国だ。
パクリ大国だ。以前日本もパクリ大国と云われた。都合の悪い昔の傷は直ぐ忘れてしまうのも日本人だ。それ故この国の末路は考えたくもない。