昨日東京汐留、午後七時舞台ごあいさつ→七時十七分映写開始。
限定150席は満員であった。プラス会社の仲間、関係者で席は殆ど埋まった。
立ち見が許されないステキな映画館でゆったりと新作「狼の詩」の上映会を行えた。
あっちこっち人にごあいさつをしたが、キチンとごあいさつが出来なかった人もいるはずだ。ブログを読んでくれている方々にはこの場を借りて、ご来場心より御礼申し上げます。月末の忙しい中、大阪から、長野から、千葉、埼玉、神奈川など遠路からもお越しいただいた。
短編四本に1500円の鑑賞料をいただくという図々しいお願いをした。
バカは死ななきゃ治らないというが、映画バカは死んでも治らないだろう。
きっとお化けになって主演を演じるかもしれない。
このブログは帰宅して直ぐ午前三時二十二分二十八秒に書き始めた。
テレビを付けると骨盤矯正器具のテレショップが流れている。
私も本日より古希に近づく。首も肩も腰もコキコキだが次なる目標に向かう。
京都ロケから重い荷物機材を背中に、胸に、両手に持って駆けつけてくれた尊敬する中野裕之監督に四編の編集をしていただいた。
寺尾学ぶ監督にきっと長編の声がかかるのを信じている。
親愛なる兄弟分が若頭を筆頭に何人も同行して来てくれた。
主役の指宿豪さんは高野山のお坊さんを呼んでくれていた。
何から何までテキパキと仕切ってくれる人がいてこの上映会は出来た。
私といえば掛け声ばかりであった。
「狼の詩」は27分、ぜひ観たいと思う方はご連絡下され。
若頭役の赤城廣治君の熱演を観てほしいと思う。
鍼灸施術師、内藤泰憲さんの怪演を観てほしい。
鰹節を削るのに命をかける仲里健太さんは気合の演技、刑務所帰りのリヨン樺澤さんはムエタイの世界チャンピオン、その凄さを観てほしい。
親分役のベンガルさんは日本映画史上初めての食べ物を食う。
その親分の女、美美さんは日本映画史上初めての姿になる。
撮影の河西宏一さん、照明の八田直哉さんのコンビが生んだ映像を観てほしい。
次の上映会は十月十七日、十八日岡山県倉敷市で。私の生まれた地だ。
映画はみんなみんなの合作だ。
すばらしいポスターはアートディレクター前島一郎君、ナイスなコピーは赤城廣治君。
私がこの映画を作るきっかけは、岡倉天心の名著「茶の本」との出会い、その中の「人は一皮むけば狼であることから抜け出せない。羊の皮を剥いでみればたちまち狼の牙をむくだろう。人は十歳で獣になり、二十歳で狂人となり、三十歳で落伍者となり、四十歳で詐欺師となり、五十歳で犯罪者になるという。」
十月十三日で七十歳になる私は…メカ音痴の映画バカ、迷惑千万
な男として世の中をウロついているだろう。
みなさん本当にありがとうございました。
午前四時十五分十八秒テレビのニュースでは、大荒れの天気爆弾低気圧に注意とか。