アメリカと中国はいよいよ戦争するんですかね、と行きつけの寿司屋のオヤジさんはいった。する訳ないよと私はいった。
でも南シナ海にアメリカのイージス艦が出張(デバ)ったじゃないすか。
アメリカと中国が戦争したらどっちが勝つと思う、と私はいった。
そりゃアメリカの楽勝でしょうとオヤジさんはいった。なんでと私はいった。
そりゃ大リーグと日本の大学野球以上の差があるじゃないすか、とオヤジさんはいった。
アメリカを動かしているのは昔も今もウォール街、ある投資会社は550兆円もの金を動かしているんだよ、日本の国家予算の5倍以上を一社で動かしているんだ、今中国はアメリカの国債を100兆円以上も持っている。
アメリカの航空機をポンと300機も爆買いする国と戦争する訳ないだろう。
それに航空会社の製造工場を中国に造ってんだから。
そうなんですか、そうなんですよ、大国と大国は常にガタクラ(騒ぎを起こす)ないと金になんないんだよ。
モメ事が起きればそのモメ事を収めるために予算が生まれるからね。
軍事費が増えないと軍事産業は金にならない、だから大国同士はお互いにマッチポンプを繰り返すんだ。
20世紀の戦争はアメリカのウォール街とイギリスのシティの戦争への投資合戦だった。
1914年第一次世界大戦から戦争の世紀が始まった、当時J.P.モルガンなんて時のアメリカ大統領ウィルソンより何倍も力を持っていた。
アメリカの大統領はウォール街のパペット(操り人形)みたいなものである。
オイルマネー、軍産企業、宗教マネーそしてマフィアが全てを握っている。
世界のあちこちでガタクッテ、日本やフィリピンや韓国やオーストラリアなどを参入させる。アメリカの脅しにはからっきし弱い日本がいちばんのダンベエ(金ヅル)にされる。アメリカにNO!がいえない国なんだ。
戦争に消極的なアメリカの大統領は殆ど暗殺された。
で、寿司屋のオヤジさんとの会話に話を戻すと、オヤジさんは中国人は14億人もいますからね、やっぱり人海戦術には勝てませんかねといった。
そうだな勝てないね、と私はいった。
昨日も銀座に爆買いツアーが工事中の松坂屋の前に何台ものバスを連ねて押し寄せていた。一・三・五が中国のキーワードになるらしい。花札なら足して九(カブ)だからいちばん強い数字だ。
第一三次五カ年計画の数字、今日中国政府が発表するはずだ。
イチ、サン、ゴーと。
私は友人とお刺身を分け合い、鉄火巻きとカッパ巻きを分け合った。
ヤクルトが負けて王手をかけられた。チクショウ憎っきソフトバンクめ、ガンバレヤクルトだ。あと三勝すりゃいんだ、福岡で大逆転だ。選手諸君、博多名物豚骨ラーメンで乾杯だ!