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2017年7月25日火曜日

「成功とは(?)」

頂点とは転げ落ちる始まりの場所のこと。

青菜に塩とは、すっかりへんなりしてしまうこと。

昨日支持率急落で心身共にへたってしまった、安倍総理が、国会の審議に出席した、今までと別人のごとくであった。
大人しくというより、野党にイジメられている弱者を演じていた。
権力者で頂点を極めるには、芝居上手でないとつまらない。
が頂点からウソを抱えたまま、ゴロゴロと転がり始めたことを全国民(テレビを見ていた人たち)に強く印象づけてしまった。
振付師が役不足であった。

ある哲人曰く「成功するまでは、どんな人でもうぬぼれを持つ権利がある」成功とは何かは一人ひとりによって違う。
昨日の演出はうぬぼれしか知らない人間の浅知恵でしかない。
苦労を知らず、挫折も知らず、まして人の痛みなどを知らないエリート官僚上がりは、自分こそが完全と思い込んでいるからだ。

五代将軍徳川綱吉の側で権勢をふるった柳沢吉保と同じだ。
なんと人間より犬を大切にしろという命を出した。(加計学園獣医学部問題みたい)

「史記」の中にこんな教えがある。
「成功の下、久しく居るべからず」いつまでも成功にひたっていてはダメだよと。

私は成功を目指すことなく、ひたすらリスクを背負って行く。


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