御岳登山鉄道 |
人格者と言われる人の定義はあなたならどうでしょうか。
私は1,仁と義に篤い人。
1、約定を守る人。
1、弱者の味方。
1、金銭に対不始末しない。
1、人を蹴落としてまで上を目指さない。
1、向学心がある。
1、行動で表す。
1、目上の人間に対し礼を尽くす。
えっ、そんな人がいるかって?それがちゃんといるのです。
その人の名は、今野耕作氏(73)元京王エージェンシー社長、その前は京王電鉄取締役の人だ。六月七日(木)午後十二時〜二時十分まで京王プラザホテルにて久々にお会いした。
美しく、美味しそうな京懐石料理が出たが、食べる時間も惜しいほど話が弾んだ。
相変わらずダンディで全く老け込んでいなかった。
埼玉大学で教授を勤めながらエッセイを書き続けていた。現在は大学を退かれ、日本エッセイストクラブ会員として健筆をふるっている。
同席したのは今度京王電鉄系の御岳登山鉄道会社社長に就任する仲田美治氏と私のデスクの女性。その席で今野耕作氏からこの頃学校のカリキュラムから日本語の「古文」が消えていっていると言われた。
「古文」といえば、日本語の「親分」だ。
親分を大事にしないからこの頃すっかり日本語が乱れに乱れて居るのだ。
まともに挨拶もいえない人間が増えている。「おはようございます」「こんにちは」「お先に失礼いたします」「お疲れ様です」こんな基本すら満足に言えない大人は給料を貰う資格がない。
そんな大人に給料を払う必要はない。辞表を出して貰った方が世のためだ。
世界に類のない美しい国語を持つ日本人として、子供達、孫たちにぜひ「古文」を必須科目としてもらいたい。親分の「古文」を大事にせよだ。
巨漢の仲田美治氏は、かつての親分今野耕作氏に対してとても美しい敬語を使って身を正していた。とてもいい光景であった。
夏になったら是非御岳山のロープウェイに行こうと思っている。
コラッ!今入って来たのは誰だ!ちゃんと大きな声で挨拶しろ!これが人格形成の全ての基本です。