毎週日曜日夜十一時〜十一時半はTBSの「情熱大陸」という番組を観ている。
だが八月四日は観るのを止めた。
何故なら番組欄にこう書いてあったからだ。
「林真理子!女の野心と行動観察記」であった。
ひと目みただけでもゾッとする程嫌な女なのに三十分近く観ていたらきっと様々な悔いを残して死んでしまうだろうと思ったのだ。
八月九日、お世話になっている会社の創立六十周年の式典を無事終えるために依頼されている事をプロとして完璧にやり遂げねばならない。
林真理子如きの野心のために命を落とす訳にはいかないのだ。
スーパーブランドで身を固め、超高級エステに通い、如何なる化粧品でケワイ(化粧)しても林真理子の精神を美しくする事は出来ないだろう。
「人は見た目が9割」なんていう本がベストセラーになったが、その「不届き心」も林真理子には当たっている気がする。
もとより私自身も見た目の悪さは100%であり、精神の醜い度も100%である。
ただ私は少しばかりは恥というものを知っているつもりだし、如何なる方法を持ってしても整える事が不可能である事を知っているつもりだ。
林真理子はこの頃すっかり売る物が無くなってきたのか、自身の姿、形、その精神を売る事にしている。
自分に近しい女性の共感を狙っているのだろうがそれが「情熱大陸」に出てきてはたまったもんではない。人は決して見た目が100%ではないと「人は見た目が9割」を書いた作家が反省したかどうかは不明であるが「やっぱり見た目が9割」を出版するらしい、というか出版されているやも知れない。
これはあくまで私の推測だが、もしかして私と同様に林真理子の行動というか行状を許し難きと思ったのかもしれない。
過日、私の敬愛する「江頭2:50」が警察で事情聴取されて出てきてインタビューを受けている時、素敵なTシャツを着ていた。
調べてもらうとイギリスの「ザ・ダファー・オブ・セントジョージ」というブランドであった。やはり「江頭2:50」は只者ではない。
ある調査でスタッフと共に東京駅の新丸ビル内を歩き回った。
その四階にそのブランドショップはあった。
店内には女性一人、男性二人のスタッフがいた。
この間テレビで江頭2:50大先生がこのTシャツ着ていたけど、きっと売れなくなったんじゃないの(?)と聞けば三人とも苦笑した。
店内にお客さんはいなかった。
林真理子がテレビや新聞、雑誌などでこの服は◯☓、この靴は☓☓、このバッグは△□という度にそのブランドからお客さんが離れて行ってしまうという都市伝説があるらしい(?)
人は見た目ではない。そうでないと私は外を歩けない。
ちなみに私はスーパーブランドは何も身につけず、所持もしていない。
自重せよ!林真理子よ!