ページ

2011年3月30日水曜日

湘南から喜怒哀楽 「適材適所」


25日付スイス紙トリビューン・ド・ジュネーブにこんな記事が紹介された。

大地震・大津波の被災者支援物資の提供に一丸となって活躍している集団があった。
東京から12時間かけて一気に駆けつけた様である。
トラック25台分、又福島第一原発付近にも防護服もつけず物資を届けた。
その集団は「ヤクザ」である。ネット上では東京の稲川会と云われている、と会社に来たお客さんから聞いた。
清水の次郎長

阪神淡路大震災の時もめざましい活躍をしたのは山口組であった。
彼等は戦争に慣れている、又上からの命令は絶対であり一糸乱れぬ行動をする。その見本は清水の次郎長であった。明治維新の時、駿河湾に夥しい数の遺体が浮かんだ。
幕臣の山岡鉄舟は次郎長にその処理を頼んだ。次郎長の命令により子分達は集結し見事にその仕事をやり遂げたと伝えられる。次郎長は山岡鉄舟に魅せられ堅気となり庶民のために働いた。
山岡鉄舟
一説に依ると日本で始めて英語塾を開いたという。
明治21年まで生き抜いた。
畳の上では死ねないという「ヤクザ者」にしては異例な生涯であった。リーダーシップを持たない人間が国民の親分である総理大臣の椅子に座った不幸は計り知れない。

その男をイラ菅、アキ菅、スッカラ菅という。人を踏み台にして生きて来た男、人を裏切り寝返りを繰り返し生きて来たズル菅である。
今や子分達からも馬鹿にされ、コケにされている。
そして誰もいなくなった状態である。子分に見放された親分程惨めな者はいない。大臣手形、役職手形を乱発してなんとかしようと思っているがもはや後はない。

稲川会とか山口組に人材は山ほどいる。小泉純一郎の父親も刺青大臣と云われた男だ。
二人か三人、いや四・五人閣僚に入れるといい。
何しろ行動力は抜群である。命を懸けるという言葉に嘘はない。


瓦礫除去担当大臣、原発汚染除去担当大臣、野党壊柔担当大臣、無計画停電廃止担当大臣などがいいのではないか。それぞれ得意の分野である。適材適所とはこういうものである。

0 件のコメント: