11.25放送朝まで生テレビより |
十一月二十五日午後一時二十五分より「朝まで生テレビ・暴力団排除条例」を見た。
議論は百出するも何ともチンプンカンプンであった。
何故なら出席者それぞれがこの条例がよく分かってないからだろう。
私はあえて警察について書く。
日本の警察は成果主義である。例えば目の前で喧嘩しそうな人間がいるとすると警察官は決して、君たち、お前達喧嘩をするなとは言わない。事件を予防しても得点にならないからだ。むしろ、さあ早くやれやれ根性出せといった感じである。
やるんであればただ殴り合ったり蹴り合ったりじゃつまんない。切ったり刺したりしてほしいというのが本音なのだ。
その結果傷害致死や殺人事件の犯人逮捕となると得点はグンと上がるのだ。
私自身何度か警察にけしかけられた経験があり、したくもない喧嘩を警察によってやらされた(裏社会ではジャッキを入れる「あおる」という)。暴力団は社会悪であるが(金筋のヤクザや侠客は男だ)、警察もまた社会悪である場合は多い。最も重大な事は冤罪だ。日本特有のバレなきゃいいじゃん。出世第一なのだ。
元ヤクザの組長が元警察官僚の平沢勝栄にこんな質問をした。
平沢さんがもし人に殺されそうになった時、暴力団に助けられそうになったらどうしますか(平沢勝栄は言葉に窮した)。
極めて分かりにくい法と言わざるを得ない。
一歩間違うとかつての悪法治安維持法となってしまいます。
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