「めのこ」という言葉をご存知の人は、仕事上値段の駆け引きをしているはずだ。
あれをこうしてさ、そこはこうして、あっちは捨ててしまって、こっちは削ってこんなかんじで。
で、「めのこ」でいいんだけどどれくらい?そうですね、あっちの会社は◯◯億位と思うのですが、私の方は「めのこ」で××億位でしょうか。
うーむ、ちょい出てるな。君、歳いくつ、41歳です。君は、39歳です。
そうそんな数字あたりがいいとこじゃないの、いっておくけど「めのこ」だよ。
それに足されるのが、アノ人、アノ人、アノ人、アノ人、アノ人の分へと、数字はグイグイ上がり最終的には「めのこ」の3倍、4倍となって行く。
1000兆円以上も借金のある国が、ある人の90分インタビューの中で最終的には2兆円位かかるんじゃないの、となった。
何度も書くが3.11東日本大震災の復興が全然できてない国が、オリンピック(パラリンピックは別にかかるらしい)に野放図な予算計画を立てている。
きっとはじまりは「めのこ」だった筈だ。
「めのこ」を英語でいうと、「アバウト」とかになるのだろうか。
私の使っている辞典にこんなのは載ってないだろうと思いながら引いてみると、おや、あるではないですか。
「めのこざん→目の子算」ざっと見て概算すること、目の子勘定。
とあった。2020年に向かってあっちこっちで目の子算が進んでいる。
え〜願いましては、◯◯円也、◯◯円也、と頭の中でバンバン算盤は弾かれる。
え〜願いましては…。
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