ページ

2022年3月26日土曜日

つれづれ雑草「天敵ブタ草」

 花はどこへ行ったの……。という反戦歌がある。私ははどうなっちゃったの……。という花粉症になっている。友よ答えは風の中に舞っている……。という反戦歌がある。友よスギ、ヒノキは風の中を舞って、私の鼻の中に目の中に舞い込んでいる。戦争を知らない子どもたち……。という反戦歌がある。ブタ草の恐ろしさを知らなかった私の鼻の中に、目の中にその恐ろしさが入り、ブタ草と戦争状態だ。私は完全に集中力を失った。ブタ草、スギ、ヒノキが私の花粉症の最大の敵と分かった。くしゃみ一発ルル3錠なんていうCMがあったが、くしゃみ一発から花粉症は拡大する。列車の中で一発を突然やったら、隣りに座っていたオジサンのおしりがビョコンと上がった。ビックリしたのだ。ある女性が好きだった男が嫌いになったと言った。その原因は、SEXをしている最中に男が思いっ切りでっかいくしゃみをしたのだ。そのいきおいで合体していた体と体は、別離した。男は鼻からしょぼしょぼと鼻水をたらしていた。その間抜けた姿と、我が身の恥ずかしさに、このヒトとは別れようと決めたとか。原因はその夜、部屋の中をゴージャスにしようと、たくさんのユリの花を飾っていた。愛しはじめた男は、ユリの花が発する強烈な臭いが大敵であった。ユリ花粉症だったのだ。そうして男と女は別れた。やってられないのが原因だった。ちなみにあるアンケートによると、女性が嫌いな男は、いきなり大きなくしゃみをする奴、というのが第一位だった。ビックリしたなあもう嫌! となるからだ。私は目がかゆくなり、こすると目の中は小石が入ったようにゴロゴロとする。そしてしゃぼくれまくる。鼻の中からは終りなきがごとく鼻水が出る。下を向くとボタボタとなるので、運動会で使うハチマキのようにした布で鼻をしばるのだ。こんな姿は人に見せられないのだ。一週間前はそんな状態だったので休筆した。現在、本当は服用したくない(医師からは止められている)コンタックの強力なやつを服用している。他にナザールというスプレー式の点鼻薬を一日数回使用している。私の住んでいるところには、鎌倉山周辺のスギ花粉が飛散して、私の住むところに集結するらしい。何故か今年は酷い。列車の中で何人か、ビックリしたなあと飛び上がらせている。ファ、ファ、ファ、ファックションとなる。北朝鮮からはICBMが飛んで来た。あと200キロ位長く飛んでいたら、青森、秋田などは、ビックリしたなあもうどころでなく、全滅しているかも知れない。北朝鮮の裏で中国から、ミサイル開発のための資金がバンバン入っているはずだ。ロシアのプーチンはもう後がない。SNSの時代に古い戦略と戦術で攻めても勝てない。タレント出身のウクライナの大統領は、SNSの使い方が上手い。世界を味方にする。タレントとは才能という意味だ。世界から軍資金や武器弾薬を集めている。プーチンの作戦は、旧ソ連流の数と力で押すだけで、無能で無差別だ。この地球上にあるどの国にも必ずチャイナタウンがある。華僑が世界中の情報を持っている。それは巨大なクモの巣のように広がり、繋がっている。祖国のない民だったユダヤ人が、世界中に広がって、世界中の情報を手にしてきたのと同じだ。プーチンの命は習近平次第だと思う。習近平が見切りをつけたら終りとなるだろう。中国と組んだロシアンマフィアは世界最恐だ。ニュース番組を見ていると、テレビ局というのはどの局も、コメンテーターに同じ人間を起用する。オリジナリティがない。コロナの時は白鷗大学教授の岡田晴恵さんが、各局で引っぱりだこ。ロシア vs ウクライナになると、慶応大学教授の廣瀬陽子さんが出ずっぱりだ。テレビ局にプライドがなくなったのだ。各局、金太郎飴みたいに同じコメンテーターが出てくるのだ。この頃、政権べったりの政治評論家田崎史郎がまったく出てこない。実は下手を打った(失敗をした)のだ。ある野党政治家にメールをしたら、絶対に秘密を守らねばならない、政界、官界、マスコミ、ネタ元などの名が全員に一斉メールされてしまったのだ。その数約300人という。これにて信用大失墜となり、出番がなくなっている。今頃はきっと大きなくしゃみをしているだろう。田崎はもう終りだなという噂に。春はウララだが、気分は鼻づまりだ。スキッとしない。仕方ない今日もコンタックを服用する。NATO加盟国は30だが、中国一国のために動きを抑えられている。気がつけば地球サイズのクモの巣をつくっているのだ。週末はヤッパ(短刀)を持って、ブタ草刈りをしようかと思っている。がブタ草に逆襲されて鼻づまりで泣きが入って、泪ボロボロかも知れない。25日3回目のワクチンを打った。先生はコロナはまだまだ続く、長い付き合いとなるとのことであった。遅ればせながら話題の作品「ドライブ・マイ・カー」を観た。私には長くて退屈な映画だった。取ってつけたような話を、不自然に足し算をしていた。それが狙いだったのだろうか。村上春樹原作の映画に成功作はない。同じ監督の作品「偶然と想像」の方が格段にいいと思った。濱口竜介監督は天才であることは間違いない。私はブタ草をテーマに短編映画をつくりたい(文中敬称略)





2022年3月19日土曜日

花粉症でダウン

 昨日からの激烈な花粉症で、残念ながら本日は休筆致します。
また近いうちにアップしたいと思います。皆様も体調に気をつけてください。

2022年3月12日土曜日

つれづれ雑草「人の心の中……」

総体重からマイナス40k減量したその人は、現在90kだった。長い人生をやって来て、これほどいい人は世の中にいるだろうか、という人は、正直それほど多くはいない。人間には表と裏があるのが、実は正しい。すごくいい人だと思っていたのに、とか。裏表のない偉い人だと思っていたのに、とか。自分の都合と合わなくなったり、自分の要求に応えてくれなくなったりとかすると、評価を一変させるのが、人間という自分都合主義の生き物である。あれだけやってあげたのに、これだけしかしてくれないと見返りを求める。小さな親切、大きな迷惑という言葉は、こんな人間の心を表わしている。淋しい心の持ち主は、それを癒すために親切をするのだが、何かしらの反応がないと(例えば御礼の品とか、礼状とか、この頃ではメールとか)いい人だと思った人は、恐い人に変わる。130kあったいい人がマイナス40kになっても、いい人の心はもとの130kと同じで、やっぱりいい人のままであった。週末前日、私は多摩市の聖蹟桜ヶ丘というところに行った。130kあった人に会うために。何年ぶりかでお会いすると、炭水化物を徹底的に食べないようにしたら、みるみる減量に成功していると言った。私が糖尿病になったのと聞くと、決してそうではなく、ある手術をしたのを機会に一大決心をして、減量作戦を立て、数年かけて現在90kになっていた。鉄道関係のその人に、相談することがあった。体をユッサユッサしていた130kの頃と違って、フットワークは軽やかだった。うれしいほど相変わらず親切で、いい人であり、繊細で、細心で、斬新であった。たくさんの提案をいただいた。あと20k減量をするんだとか言って笑った。学習院大学卒で、私とはエライ違いの、偉い人の家筋である。話すほど私のこころが狭いことに気付いて、反省しきりであった。昨日3月11日は、11年前の悪夢の日であった。原発の恐怖を全国民が知ったのに、再稼働とか新設せよとかの声が大になっている。過日40年近くおつき合いをさせていただいている、風力発電関係の会長さんとお会いした。この方はフライ級位の体を、毎日ジムに行って保っている。闘志の人、戦う人、ファイティング原田みたいな人である。国家を相手に闘っている。私にとっては雲の上の人。でも実に心やさしい。敬虔なクリスチャンでもあるので、私ごとき者でもお会いしてくれる。日本は風力発電を必要として、原発は必要としない。島国イギリスは、風力発電に全力をかけている。島国日本もそうでなくてはならない。初めてお会いした時は、近寄りがたき人であったが、夢とロマン、国家百年の計を持っていた。今も火の玉のように熱い心を持っている。大事業の成功を祈るのだ。ウラジミール、ウラジミールと、オフェリア、オフェリアみたいに言い寄ったのは、安倍晋三元総理だが、そのウラジミール・プーチンは、あろうことか原発に向って攻撃を命じている。国民が一致団結してゲリラ化したら、いかなる大国もそれを制することはできない。今、ロシア兵は俺たちは何のために侵略しているのか、と思っているはずだ。大義なき戦いだからだ。有名な広島のヤクザ戦争、仁義なき戦いにも、全国制覇を狙う、大組織を広島には入れない、という大義があった。ロシアは自国の兵士を多数殺すと、国内が統治できなくなるので、シリアなどからの傭兵を投入すると作戦変更している。私は織田信長を殺した張本人は、豊臣秀吉であって、それを裏で動かしていたのは、堺の商人や博多の商人だと思っている。明智光秀はうまいことのせられてしまったのだろう。プーチンの目が泳いでいるのは、身の危険を感じているからだろう。ロシアにいる大富豪たちは、もう次を考えているはずだ。それにしても日本の政治家たちは、どこで何をしているのだろう。全くその存在を感じない。とりわけ野党は、何の運動も発信もしていない。世界とつながっていないのだ。韓国の大統領選の投票率は70%以上、その理由は投票日を休日にしているのだ。それも連休がとれない水曜日と決めている。日本も国政選挙の投票日を水曜日にして休日にすればいい。選挙の年は無くてもいい旗日を一つ減らせばいいのだ。この国はアタマを使わない国なのだと思う。14日は誰が決めたかホワイトデーだ。バレンタインデーでウキウキさせてもらった人は、キッチリお返しをしないと、ブラックマンデーになってしまう。女性の心は決して寛大ではない。義理を欠いては生きてはいけない。チョコとしたミスが、命取りになる。それほど女性は恐ろしいのだ。女はそれを許さないそんな映画があった気がする。板チョコ痛チョコにならないように。



2022年3月5日土曜日

つれづれ雑草「いないかね俠客」

きのうの夕刊、ある新聞広告の見出し。マスク越しの声もよく聞こえる「高性能集音器」、猫背・補正、肩スッキリ、腰スッキリ、背筋ピーン「背中サポートベルト」、股下が選べる「ジャージスーツ」、首を伸ばしてスッキリ「製首ストレッチャー」、巻いて安心、脱腸サポータ「腸あんしん」、その夜、男の元気「すっぽん顆粒」。「近頃、独自の人生観を持たない日本人が多くなったという。若者はその日その日の充実感が得られたら、それでよしとする。中年になると保身と利益を重視して、生きていくというだけの、現実を優先させる。初老の人々は、趣味を大事にして、うるおいとゆとりある生活を望み、自然に情緒を求める。さらに年老いると、ひたすら健康と長寿を願うようになる。こうした傾向が強まったことから、日本人は確固たる人生観を持たなくなったのだそうだ。」(笹沢左保)私の頭の中のイメージでは、ロシアのプーチン大統領が、ロシアの大富豪たちの雇った殺し屋、あるいは軍人たちに、ハチの巣のように撃ち殺される姿が浮かぶ。日本はかつて中国に殴り込みをかけて、満州国をつくってしまった。アジア諸国でやりたい放題の悪業を重ねた。80年ほど前である。イギリス、フランス、オランダ、スペイン、アメリカなどは世界中で悪業の限りをした。ロシアは救いがたい事をしているが、欧米列強のしてきた事は、ロシア、中国、北朝鮮などに意見を言う資格はない。先住民の皆殺し、軍事介入、侵略、占領植民地化。もし言うならば、演説のはじめにまず自分たちの過去の過ちを認めた上で、してもらわねばならない。世界は未だに総括をしていない。脱腸状態で腸あんしんと言えない。ロシアの暴挙で、テレビはコロナ関係のニュースはサブとなり、ロシア一色、ウクライナ一色となっている。当然岸田内閣はオレたちはついているとなる。ルビコン川を渡ったプーチンは、もう後戻りできない。カサエル(シーザー)は結局元老院に殺される。ブルータスお前もか、とメッタ刺しとなる。賢者は歴史に学び、愚者は今に学ぶという。(むかしのことなんか知ったこっちゃない。今さえよければいいんだよ)いつまでもあると思うな親と金というが、人間という生き物は、自分だけは違うと思っている。一度は絶対死ぬのに、いつまでも生きたいと願う。100歳の老人が三度目のワクチンを細い腕に注射してもらって、これで安心して長生きできますと言う。嫁はその横に立ち苦笑する。朝おどろくほどどっさり「便秘改善薬」とか、骨盤矯正開脚180度「整体院」なんてものもある。ある人に合う靴も、別の人には窮屈であるという。人生、人それぞれ。あらゆるケースに適用する人生の秘訣はないという。「目、目を見ず、指、指をささず」誰でも自分の事はよく分からないものである。私などはその見本だ。赤紙一枚で戦場に行くと、気のいい肉屋さんも、やさしい魚屋さんも、たのしい学校の先生も、凶悪な殺人犯となってしまう。戦争は絶対にしてはいけない。腸かなしいことになってしまう。昭和の時代この国はカーキ色の軍服を着た国だった。安倍晋三元総理が、核を持ち込んだっていいではないか、論議に値すると言った。どこまでも脱腸的なのだ。深夜故工藤栄一監督の名作、東映製作の「十一人の侍」を見た。正統派時代劇の教科書のようなすばらしい映画だ。ずっとむかしの作品だから、天下無双の剣士も、武士の鑑も、お殿様もお姫さまも、奥方さまも、みんな故人となっている。しかし映画は不滅だ。みんな映画の中で生き続けている。その後、故溝口健二監督の不朽の名作雨月物語を見た。世界中の監督たちが、溝口健二監督を徹底的に学んでいる。何度見てもすばらしい映画だ。後日語ることにする。背中が痛い。「背中サポートベルト」の広告を読む。深呼吸をするために窓をあけた。明け方に見る梅の花は、もうすぐ春ですよと言っていた。これから故伊藤大輔監督の「大江戸五人男」を見る。主演は大ファンであった故阪東妻三郎だ。幡随院長兵衛を演じる。俠客は江戸の大スターだった。いないのかなあ命を張ってプーチンを止める世界を舞台の大俠客は。(文中敬称略)