昨日雨の中床屋さんへ行った。
土曜日に結婚式があるためであった。
花粉症が酷い時、床屋さんに行くとヒゲを剃ってもらっている際にハァックションとやるとノド笛を切らせてしまうかもしれない、床屋さんに迷惑をかけられないので行くに行けなかった。
チョキチョキ髪を切ってもらうと首からかけた白い布に切られた髪の毛が落ちる。
年を重ねるごとに髪の毛に白いものが混じる。
黒と白が9対1、8対2、7対3、6対4、5対5を過ぎたころから一気に増えてしまった。
現在は白8に黒2となってしまった。
思わず白い布に落ちた我が灰色の髪を手にし、じっとそれを見た。
若かりし頃黒く太かった毛髪はその面影を失い悲しい気で細々としていた。
ゴマ塩みたいであった。床屋さんは、なぐさめなのか私はゴマ塩大好きなんですよ、なんて言ってくれた。私の左右の手の中に切り落とされたゴマ塩があった。
かなり暖かくなったのでいつもより短くしてもらった。
床屋さんほどアタマがスッキリする所はない。
切り落とされたといえば、セブン&アイHDの鈴木敏文会長が無残にも切り落とされた。
これ以上ない頂点に君臨していたが、実はその上に妖怪が一人いた。
イトーヨーカドーの創業者伊藤雅俊名誉会長だ。
セブン-イレブンという会社を育てたのは鈴木敏文会長だが、大株主の創業者にとっては敵ではなかった。
共に我が子に後を継がせたいとの思いの戦いでもあったが、100歳を前にした妖怪は、90歳を前にした人間を切り落とした。
やはり頂点とは転げ落ちる所なのだ。まさかの坂である。
自分こそ天下第一の経営者と勝ち誇っていた鈴木敏文会長は、創業者と物言う外国人株主の餌食になった。この様なケースはこれから多発する。
日本を代表する企業は実は外国人株主がゴッソリと支配しているのだ。
床屋さんでサッパリしたあと、ガチンゴチンになった体を鍼灸の達人にさらけ出した。
ハリを入れてもらいお灸を据えてもらった。
またもホップ、ステップ、肉離れ、民進党売出し中の女性政調会長がガソリン代ゴマ化しの肉離れを起こしている。お灸を据えないと駄目な者ばかりだ。ゴマ塩ではなくゴマ化し社会になっているのだ。桜よもう少しがんばって咲いてくれと願っている。
円高大不況に備えなければならない。
アベノミクスが成功したという人は、本人を含めてこの世に一人もいない。
我が世の春は長くは続かない。これは常なることなのである。
達人は愚妻のつくった“きつねうどん”をおいしいと言ってすすってくれた。
雨の日にはそばより、うどんの方がいいと勝手に思っている。