昨日、東海道線列車内で足の爪を切る話を書いた。
ウソー、ホント?という話が一人、二人、三人とあった。ホントの話です。
きっとご婦人は足の爪が伸びているのが気になりながら、まあいいかと白い足袋を履いた、がやはり足袋の先が気になったのかもしれない。
爪はわずか数ミリでも気になりだしたら気になるものだから。
お行儀が悪いのはきっと本性が出たのかもしれない。
よく爪を噛む、よく深爪をする、よく爪の手入れをする。
そんな女性には気をつけるべしと遊び上手の先輩から若い頃教わった。
神経質と几帳面と執念深いからだと。
愛情の深い女性は男の爪を切りたがるとも教わった。
一人、二人、三人にそのことを言った。
へぇ~ホント、そういえばの言葉もあった。
谷崎潤一郎の足フェチ、足指フェチは有名だ。変態と言う人もいれば、谷崎潤一郎の女性的一面という人もいる。
女性が白い足袋を脱ぎ、素足を出し指を反らせて手をあてがい伸びた爪を切るシーンはエロティックであり映画的である。
今度映画を作る機会があったら(ないけど)そのシーンを必ず入れる。
心理学的にもストレスがたまった人はよく爪を噛むという。
夜遅く家に帰った時、奥方が爪に関わることをしていたら気をつけるべしだ。
同棲中の相手も同じだ。夜爪は切ってはいけないという位だから。
東海道線より横須賀線の方が、高僧やそのお弟子さんがフリースタイルでよく乗って来る。鎌倉があるからだ。
アデランス的シーンは珍しい事ではない。
一年中窮屈な生活をしているのだから、たまには開放してあげないといけない。
サッカー選手のように変わってヨコハマストーリーだ。
お坊さんは声がいいので歌が上手い人が多い。着物志向の女性には実にモテる。
昨日藤沢から男四人、女性一人がガヤガヤと乗って来た。
それぞれ××靴店の袋を持っていた。
十時二十分頃ドドッと座って、カンパーイと缶ビールを飲み始めた。
一人ひとり崎陽軒のシュウマイを楊枝で刺して食べ始めた。
むかし大好物であったが、突然ホタテアレルギー体質になって、ホタテが入っていることが売りの崎陽軒のシュウマイが食べられなくなった。
ヂクショー、クセイのなんの、五人はギャーギャーウルセイシ、女性はバカ笑いばかりする。クセイ、ウルセイ、前日何かイベントをした後らしい。
新聞を読んでいたら、いきなり前の席の男がガーンとリクライニング状態にしてきた。
行儀のいい人は、スミマセン後ろに倒してもいいですか、というのがルールと知っている。アタマに来た私は…。ご想像におまかせします。
東海道線には厳しいルールがあるのです。