11月22日(火)渋谷宮益坂上側のラ・プラーヤという店でランチをした。
美女三人と共に、極上の味のパエリアを四人で食べた。スペイン料理だ。
パエリアの料理を四人で割ると、一人1000円位だろうか、リーズナブルである。
カニの名は失念したが、世の中では越前ガニ、中国では上海ガニと言っている。
小ぶりだが実に繊細な味、高貴な味がする。
シェフがハサミで外子という部分を切り出してくれた。
小さな粒々の子が濃赤色でビッシリと詰まっていた。
パエリアはオコゲの部分も旨い、色が赤い。
フツーのパエリアは、白や黄色だ。
食すとケチャップのようなので、これケチャップと聞いたら、シェフにサフランで出している色と味だと怒られた。
シェフはそんなこと知らねえのかとガクッと肩を落とし、強い酒を飲んだ。
私の食に対する知識はほぼゼロに等しい。知ろうとする気構えがないからだ。
安くて旨ければOK。ヤキトリと焼鳥丼なら茅ヶ崎「鳥仁」、チャーハンと五目そばなら銀座「菊鳳」、とんかつなら藤沢の「大関」、カルビスープも藤沢の「トザワ」この二店は湘南工科大学前。
だし巻き玉子は茅ヶ崎「賀久」、ラーメンは荻窪「春木屋」、お寿司は新富町「寿し辰」、五目そばは「銀座アスター本店」。
一番高いのが銀座アスターだが他は800~1500円で極上の味、私的には★★★★★だ。
ラ・プラーヤで、少年時代の憧れの天才少女、現在ある大学の名誉教授に白ワインを一本置いた。時々来店するので。
白いラベルに何をひと言書こうかと思っていたら、今日は「小雪」ですよとワインを選んでくれた女性が言った。
そうか、二十四節気ももう小雪かと言うと、シェフが小雪という女優が一度来たけど、どうってことなかったのよ、などと言ってギャハハハと笑った。
料理は誰にもどこにも負けないが、口が悪いんでイケマセン、グァハハハと笑った。
11月24日は小雪どころか関東地方は大雪になると天気予報が出た。
今日はひと勝負の日である。心身を清め、いざ出陣なのだ。
23日昼、出版関係の人と家の近所の「紅がら」というおそば屋さんで会った。
おそばはここだ。日本酒を二合ずつ、相手はもずくとハンペンの磯辺揚げを頼み、私は板わさを頼んだ。生わさびが鼻にツーンとくる。
家の冷蔵庫の中にあるチューブのわさびとは違う。
午前三時〇一分四十一秒雨がしきりに降っている。
ぐんと冷えて来た、東京都内には小雪が舞うのかもしれない。
嫁としての介護、学者としての仕事、そして妻の役目。
友は元気だろうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿