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2021年5月21日金曜日

つれづれ雑草「エスカルゴ」

粘着テープをシュレッダーして、暗い空から落とし続けるような嫌な雨が降る。心も体もベトベトする。人類すべてがマスクをしている。(アマゾンの原住民もアフリカの民族も(?))ふと、ある映画のシーンを思い出す。確か大岡昇平原作の映画か、火野葦平の映画だった。敗戦間近の南方戦線のジャングルの中、飢餓地獄の日本軍兵士たちが、動く物なら何でも食べると食物を探す。一年中雨のような熱帯雨林の中で育った、かたつむりは大きい。フランス料理のエスカルゴも、日本兵士たちには、悲惨なかたつむりでしかない。(でんでん虫ともいう)連合国には空から陸から食料が次々と補給される。戦争の勝敗は、兵站(食料弾薬、武器)の差で決る。日本軍の作戦命令は、現地調達せよであった。つまり現地で略奪しろという事であった。太平洋戦争の戦死者の60%以上が餓死であった。木の皮、木の根を、サラミか、ビーフジャーキーのように思い、待っている人のために生きようとしたのだ。飢えた日本兵は、ハンニバル・レクター博士のようになっていた。敗戦から76年目、世界大戦の中にいる。新型コロナウイルスが、世界共通の敵となっている。戦争は武器商人たちにとって、これ以上ないビックビジネスである。世界各国の財閥は戦争によって生まれた。当然日本の財閥も戦争成金である。2021年現在日本国民はかたつむりの代わりに、ワクチンを必死に求めている。このワクチンは正しくは、ワクチンではなく、新薬だと世界の科学者は言う。治験も経ていない新薬(ワクチンと称しているだけ)を求めて、配給米を支給されるが如く列をつくる。人間は一度必ず死ぬが、ずっと生き続けたいと思う生き物である。過度に発達したIT社会の中で、日本がIT後進国であった事を知る。(私は全くITオンチ)ワクチン注射の予約がとれない、つながらないと今、後期高齢者たちは怒る。この国はホントダメ、菅政権はサイテー。黒岩サイテー(神奈川県知事)と、ご近所は大合唱する。悪夢のような民主党政権時代と、安倍首相はよく言ったが、今や悪夢の上を行くのが菅政権だとの声が、鳴門海峡の渦より大きく広がっている。今ではワクチン敗戦国の大見出しが夕刊紙に、週刊誌に踊る。すべてはオリンピック開催のための作戦も、かつての日本軍司令部の机上の空論のように、あてが外れまくる。織田信長だったらどうするか、豊臣秀吉や徳川家康だったら、西郷隆盛や大久保利通、江藤新平だったら。大村益次郎や秋山好古、真之兄弟だったら。児玉源太郎や後藤新平だったらを研究していない。私が最も尊敬する吉本興業のアホの坂田さんにお願いするしかない局面になっている。坂田利夫さんは、本当は凄いインテリ(?)なのだ。このままだと、米一揆ではなくワクチン一揆だ。世界を仕切る新薬マフィアの高笑いが聞こえる。バチカン銀行の口座には、上納金がしこたま振込まれるはずだ。悪魔はいつも微笑している。名画モナリザの微笑は、レオナルド・ダ・ヴィンチが、女装した自分を描いたのではと私は思っている。ダ・ヴィンチはジョークが好きだったとか。ミサイルなどの武器や弾薬にも使用期限があるらしい。で、在庫一掃セールのように、イスラエルとパレスチナなどが、ドンパチして新兵器を買う。武器マフィアの売り上げは上々となり、バチカン銀行に上納金が入る仕組みなのだろう。コロナワクチンという新薬は、ずっと先きの先きまで日本国民みんなの腕には注射されない。(二度打てというオマケつきだ)今はガチンコ勝負だが、かつて大相撲の世界では、八百長をすることを注射を打つと言った。どの国の誰がウイルス菌を創り、大儲けを企んだか、八百長を仕組んだ胴元が、いつの日か分かるだろう。「五輪一大感染イベント」に米の権威、延期を促す(ニューヨーク=共同)米国感染研究の権威の一人、バンダービルト大のウィリアム・シャフナー教授は、CNNのニュースで東京五輪延期を語った。バイデン大統領は、科学的に安全・安心が証明されない限り、と言っていた。五輪中止を勇気を持って決断したら、菅義偉総理は歴史上の大人物として後世に語り継がれるだろう。さもないと敗戦のA級戦犯、東條英機となる。私の好きな、河竹黙阿弥の言葉(花街模様薊色縫~十六夜清心)。「一人殺すも千人殺すも、取られる首はたった一つ」。ある戦史家が、同じ武器を持たせ、同じ人数で戦ったら、日本人が世界で一番強いと言った。みんなでゆずり合ってコロナと戦って行こう。最高司令長官は、アホの坂田こと、坂田利夫元帥だ。作戦名はエスカルゴ。あせらず争わず前へ。梅雨の季節は、天才中野裕之監督のピースな映画作品を見よう。日本全国雨は降っていない。(文中敬称略)



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