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四月一日エイプリルフール。
いつも嘘八百なのにこの日帰宅し、ふと思うとウソをついていなかった事に気づいた。
正直者だったのだ。
大増税の日、この筆者の文章には消費税はかからない。
朝日新聞夕刊の名物コラム(?)というよりは、与太話、酔っ払いの戯言。
おそらく現在の日本において最も高い文章といえるだろう。
決して質が高い訳でも、格調が高い訳ではない。
コラムの名を「素粒子」という。
宇宙の中のチリのようなものだが、一日わずか150文字位(句読点含)で年収ン千万を得ているという。このコラムと「天声人語」、それに「社説」を担当することが朝日新聞の記者の頂点だという人もいる。
で、消費税が上がる。武器輸出三原則が破られる。STAP細胞の問題を小保方さん一人に背負わす理化学研究所のノーベル賞受賞者(理事長)や調査委員会の無責任な面々の記者会見。みんなの党の渡辺喜美代表の八億円熊手問題などなど重要なテーマがあるにかかわらず、こんな与太話を書いていた。
読んでない人のために書いておく事とする。
「素粒子」□大きなものには、みなその名をつけた。宝くじもプロゴルファーも。そんな時代を運び。ジャンボ機最後の離陸。
☆□時流は世界に広がりCO2は噴き出し。温暖化の後戻りも難しく。生物は絶え食料が不足し、どうなる沖ノ鳥島。
☆□後戻り出来ぬ増税の時世。きょう新生活を始めた若者の気分やいかに。いいさ、ジャンボ時代はもう来なくても。
以上である(大切なテーマもあるのに)、さてこれをシラフで書いたのだろうか。
丸谷才一氏の「女ざかり」や元朝日新聞記者の「たかが朝日、されど朝日」を読んでいただければ堕落を極める論説委員だか解説委員だかの実態が分かるはずだ。
日本国からジャーナリストやジャーナリズムが消えて久しく全く期待していないが私は特にこの素粒子だけは許しがたいと思っている。
昼ごろ出社、一流ホテルで高級ランチ(女性と一緒)高級ワイン。
ちょいと出社しチロチロ書いて退社→高級料亭や高級寿司店、高級レストランへ。
その後高級BARでホラ話をし、次に高級クラブで得意の与太話、その後ハイヤーでご帰宅か高級ホテルにしけ込むのが定番メニューなのだとか。
ザケンジャネエってんだよと日々怒っているのだが、一応情報ネタも朝日新聞にはあるので購読しているのだが一考せねばならない。
他の新聞も等しく一考せねばならないのだが渡世の義理もあるので購読を続けなければならない新聞もある。
勿論朝日新聞に有能かつ正義感ある人も多い事は分かっている。
ちなみにこのブログは四月一日エイプリルフール内の午後十一時四十六分二十二秒に書き終えた。一日の最後に一つウソをついたかもしれない。
テレビのニュースでみんなの党の渡辺喜美代表が“声が出なくなった”ので顔を出せないとの事であった。この政治家は完全に終わるしかない。
これは“ウソ”に決まっている(エイプリルフールだからかな…(?))。
必ず来る増税不況の中、どうやって私たちは生き残っていけるか、与太話を相手にしている場合ではない事に気づいた。あらゆる世界が重大な時代になった事を真剣に考える事とする。
いつものグラスに酒を注いだ。夜明けまで時間はある。
冷やしたトマトを四分割して塩をかけた。