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2012年2月28日火曜日

「灰とダイアモンド」




自民党総裁の谷垣禎一という人はいよいよ政治的センスというか歴史観がない。
まず何故政権交代が起きたか、何故不況が続くのか、何故1000兆円もの借金ができたか、何故少子高齢化になったか、何故日本に夥しい数の基地があり沖縄問題が永遠に片付かないか、何故大阪橋下市長あたりに人気が集中しはじめたか等の諸問題の源流を見れば全ては自民党支配から発生している事なのだ。

ある日の朝刊に民主党の党内対立は民主党の“宿痾”だと発言していたが、何をいっているのかといいたい。
賢者は歴史に学び愚者は今しか見ないという。過去の反省が出来ない人間に国の政治など任せられない。

自民党の政治とは党内抗争の歴史そのものだったのだ。
もはや自民党一党支配の政治に戻るという事はないだろう。
森だ、町村だ、古賀だ、伊吹だ、加藤だ、安倍だ等というシーラカンスか三葉虫の様な自民党政治の化石から何も生まれない。

若いリーダーよ、自らの体制を破壊せよだ。アンジェイワイダの名作「灰とダイアモンド」にこういうセリフがあったと記憶している。「革命は灰の中からしか生まれない」自民党の中にもダイアモンドはいる

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