※写真はイメージです |
白鷺城といえば日本の名城中の名城である。
私は東京と中野区にある都立鷺宮高校に通っていた時期があった。
私にとって鷺(さぎ)は思いで深い文字の響きを感じる。
一方で詐欺という二文字がある。
詐は言を作るから出来たのだろうか。
欺は言葉がかけているから出来たのであろうか。
オレオレ詐欺とか振込詐欺が横行し、その額11月20日現在で238億円以上だという。
日本の法律は詐欺に対して刑が軽すぎる。
法律家のある人は騙すのは悪いが、騙されるのも悪いんだと言い放つ。
欲深い人間を詐欺師は電話の話し方ひとつで見抜くのだ。
携帯の人たちは証拠が残るので相手にしない。
固定電話の人たち、つまり老人がターゲットなのだ。
4億円以上振り込んだ人もいる。よくもまあ持っていたものだと思う。
東京駅八重洲口に証券会社の株価を表示するボードがある。
晩秋の夜風を浴び鼻水をすすりながらジッと立ち止まっている老人がいた。
オジイサンそんなにお金を増やしたいのと聞いたら、見ているだけなんよ、もうスッテンテンだ。株が上がっているのに詐欺師に騙されて株を買う金も無くなったんだチキショウ。
そういう老人の体は寒さのせいか、グヤジー気持ちのせいかガタガタと震えていた。
私は寒さのせいで身震いした。
明日23日は勤労感謝の日だ。
お金はコツコツ働いた分だけでありがたいもの、それに感謝すべしだ。
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