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2016年8月1日月曜日

「ラ・プラーヤ」




都知事選の結果については語らねばならない。このブログを記憶しておいてほしい。
裏切り、寝返りの新都知事が任期を無事まっとうすることはないだろう。
何故なら投票した多くの有権者がクリーンさを求めているが、その小池百合子氏にはどこを探してもないからだ。
情けないのはジャーナリストである鳥越俊太郎氏が池上彰氏のインタビューから逃げたことだ。彼はジャーナリストでなくなった。

安倍晋三総理総裁という人間はとことんついている。
この都知事選は負けて勝ったようなもので、やがて小池百合子氏を取り込める。
東京都を仕切っていた闇のボスの力をそぎ落とし目の上のたんこぶだった存在を戦犯にできた。情けなき政治家岡田克也民進党代表は、投票中に代表選不出馬を表明した。
これは政党人として許されない前代未聞の逃亡行為だ。

その頃安倍晋三総理は都知事選そっちのけで橋下徹氏とその盟友たちと三時間以上ホテルで会談していた。ひょっとすると“おおさか維新”から大臣をつくるかもしれない。
小池百合子新都知事は改憲論者であるから、国も首都も改憲色になる。
改憲の話がいいように進んだのか、ホテルから出て来て車に乗る顔は気分よさそうな笑顔であった。

また谷垣禎一幹事長はサイクリングで落車してかなり重傷となった。
やりたい放題の体制が作れるのだ。
根性無しの戦下手石破茂氏では勝負にならない。きっと閣外には出る根性はない。
リベラル派の代表岸田文雄氏を留任させ閣内に取り込み、2020年のオリンピックを自らの手で迎える気なのだろう。

とここまでは絶好調なのだが、肝心のアベノミクスはメッタメタとなって来た。
先週の日経新聞に企業の46月期の決算報告が載っていたが、減益、減益、減益ラッシュである。円高株安による不況の渦に日銀の黒田総裁たちはもう打つ手がない。
三本の矢どころか、弓折れ矢尽きたのだ。
リベラルよ結集せよ、お公家集団よ武器を持ち立ち上がれだ。
本当の勝負は3年後の参議院選挙(多分衆参同日選挙)だ。

♪〜三年目の浮気位おおめに見ろよ…と唄った女性(キー坊)が介護疲れにより、わずかな化粧品を万引きした。悲しいニュースであった。
政治家のみなさんは3年目は本気になってほしいと思う。大政変が必ず起きるからだ。
それまでに東京には直下型大地震が来ているかもしれない。
私の中に不吉で嫌な空気が流れている。その風の色は小池色のグリーンなのだ。
あ〜嫌だ。

土曜日、日経ホールで知人が出演している劇を観たあと、渋谷のラ・プラーヤというスペイン料理のレストランに行った。お客は私たち3人だけ、シェフは腕をふるってくれた。
間違いなく日本一美味しい店だ(値段は安いと言ってもいいだろう)。
三元豚のカツレツ、手長海老、浅利、イカなど入ったパエリアは、大絶品であった。
この店に来る友人に一本のワインを買い置いた。青いラベルに“夏の始まりに”と書いた。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

だから言ったじゃないですか。
必ずこうなるって・・・。
だから、親父殿は、現場をよく見てくれと言ったでしょ?
私をよく見ていれば解りますよ。
何度もお伝えしましたよ。