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2018年3月13日火曜日

「罪務省」



これは通説であった。
道産ん子といえば、”逞しい”東北県人といえば”粘り強い”関東県人と言えば”田舎武士”但し福島県人は武士の鑑みと言われた。
静岡県人は出世欲がなく日本一温和と言われた。
愛知県は天下人を出すほど才気と商才があり、大阪人はいつでも明るく、浪花の土根性といわれる。越中富山は情報通、紀州和歌山は山の民と海の民が混在していて、複雑な一面がある。水戸と紀州は徳川御三家なのでプライドが高く、教育が進んでいて特に水戸は過激思想を生んだ。
”水戸っぽ”と言われた。京都人は京都人以外は”へ”みたいな存在である。何しろ京都には御所があった。特に洛中の京都人は他を寄せ付けない。山陽、山陰は読んで字の如くである。
又、日本の神話の主でもある。本州の南の端山口県人は議論大好きで、談論風発が永遠と続く。四国4県はそれぞれ特徴がある。特に土佐っぽと言えば、酔鯨と言われるほど酒が好きであり、女性はその男を尻に敷くほど強い。村上水軍を生んだほど戦闘的なのが四国人でもあり、特に船造りは有名だ。
さて、前置きが長くなったが、九州男児である。
無法松の一生で有名なように、男一代である。川筋者といえば九州男児の代名詞であり、侠客の見本吉田磯吉という大親分を生んだ。今大河ドラマでやっている”西郷どん”の鹿児島はイモ侍、薩摩隼人とも言われた。鹿児島といえば島津、島津といえば日本最強と言われた。
鹿児島は独立国であった。
話を前にもどす。九州男児として恥ずべき男が財務大臣、麻生太郎である。佐川がよ、佐川がよと、自らの部下に罪をかぶせて自分は逃げを打つ。
最低の男で、きっと本物の九州男児からコケ(バカにされる)にされているだろう。きっと自分は安倍総理夫妻の被害者だ、と思っているのだろう。
だが自分の名前や派閥の人間の名も出ていた。そこで俺が腹を切る!とひと言発すればかなり男を上げたはずだ。マアとてもそう言える器量はないだろう。
残り少ない政治家人生の晩節を見事に汚した。その名は恥ずべき男の代名詞として後世まで残るだろう。私には男の中の男のような、九州男児の知人、友人は多い。皆決して逃げを打たない。それにしてもこの国の官邸政治は醜い状態となっている。
そしてそれを追求する野党の面々を見ると愕然とする。
日本国は今、応仁の時代に戻ったようである。他県のことは後日書く。
そういえば、明治維新の立役者、長州人代表木戸孝允は、桂小五郎と呼ばれた時代は、逃げを打つ天才であったようだ。時事通信の田崎史郎という官邸ヨイショ男の姿は見るに耐えない
どの県の出身だろうか。
財務省は罪務省となるも我々から税金をしぼり取る。

(文中敬称略)

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