⑤⑦⑱この番号の順に競走馬がゴール板を通過した。
私はテレビで競馬を見るのが好きだが馬券は買わない。
サラブレッドは血で走るという、そのロマンが好きなのだ。
十七日(日)JRA東京競馬場で行われたメインレース「ヴィクトリアマイルカップ」(芝コース1600メートル)であった。この三連単の配当金がG1史上最高馬券となった。
100円玉が20,705,810円になったのだ。
このレースは牝馬(メスウマ)だけ18頭出走した。⑱は最低人気であった。
馬の名は「ミナレット」という。的中は196票だった。
一人一票なら196人が100円を2千万以上にしたということだ。
私がへぇ〜と思ったのはこの「ミナレット」という馬がJRA競馬史上最高額の馬券であった12年8月4日の新潟の新馬戦で出走17頭のレースで14番人気だったが一着でゴールを駆け抜けた。配当金は29,832,950円であった。
何とも不思議な運を持つ馬ではないかと思った。
未だ5才の牝馬だからきっといいお婿さんがプロポーズして来るだろう。
人気がないのはエリートの血筋でないからだと思うが。
人生と同じで一生懸命走っていれば人気は最低でもきっといいことがあることを教えてくれた訳だ。当たり馬券を手にした人は直ぐに換金した人もいれば、金を貸してくれとか、寄付してくれとか、貸した金を返せとか、飲ませろ食わせろといわれたらたまんね〜と、しばしシラバックレていようと思っているはずだ。
汗水たらして稼いだ金でないと身につかないというから十分に気をつけるべしだな。
愛読している夕刊紙にこんな調査&ランキングが載っていた。
人間の心理をよく物語っている。
私は宝くじは買ったことがない(シャレでプレゼントに買ったことが一度ある。相手がお金持ちだったから、もっとお金持ちになればと)。
最新の「宝くじ長者白書」によると1000万円以上の高額当選者の行動パターンを分析すると、当たったことを知ってから「換金までの期間」が、当日が8.6%、翌日が11.9%、2〜7日が31.7%、一週間位が25.5%、1ヶ月位が15.1%であった。
ドリームジャンボ7億円を含めたその使い道は、1位が「貯蓄」、2位が「土地・住宅」、3位が「借金返済」一部でも「寄付」したが2.1%、無回答が7.2%であった。
私の知人の公認会計士のところに、3億円が一人、1億円が一人当選してその使い道の相談に来た。
二人共この金をもっと増やす方法がないかであったという。
公認会計士がどんなアドバイスをしたかは当然㊙であった。
ガキの頃の先輩が、バクチで賭けた金は、バクチ場で使い切るんだ、それが男だからなといっていた、間違っても貯金なんかするんじゃないぞと。
貯金をして褒められるのは相撲取りだけだからなと。
15日間終わって勝ちが負けより多いのを貯金という。
人生8勝7敗、一つ勝ち越しが私の想いだ。あードスコイ、ドスコイ。