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2012年5月31日木曜日

「アンビリーバブル」




ファイト一発!といえば、およその人はリポビタンDのCMを連想するでしょう。
では、密教一発!といえば何を連想するでしょう?

お釈迦様、ネパール、カトマンズ、密教曼荼羅、空海を連想した人は大正解の人です。
構想広大、行動絶大、国々説得空前絶後の一大事を成し遂げた友人がいます。
なにしろ70m×50mの世界最大の曼荼羅を原画を基にパッチワークで作り上げたのです。
一片一片のパーツを多くの国々の人々が分業し、一針一針その糸に願いを込めて作り見事に合体させてしまったのです。

気の遠くなる様な事。そんなバカなという人、ウソー、ホントー、スゴイワ、スゲェー、ウヒャー、ブヒャー、ドヒャーと言語表現不能の大絶叫となったのです。国王ビックリ、大統領あんぐり、首相アンビリーバブルとなったのです。

人類の恒久平和を願ってこの途方もない事をしたのが親友片桐靖忠さん(元広告代理店クリエイティブディレクター)。
530日夜、銀座のお寿司屋さんでもう一人の親友、電通の坂口浩規さん(以前片桐さんと同じ会社)とこの快挙を世界に広げようと乾杯したのです。私と友人二人は長い付き合い、一年に一度は会って一杯やるのです。

三人の共通の思い出は「駅前留学NOVA」の事。かつて無名だったNOVAを一夜にして有名にした思い出の仕事です。
「あのね、むかし東宝の映画で駅前シリーズっていうのがあったの知ってる?森繁久弥とか伴淳三郎とか三木のり平とかフランキー堺とかが出ていた映画、駅前旅館とか、駅前満貫とかあったでしょ?今あるNOVAの教室は調べたらみんな駅前じゃないの、であるからにして駅前○×とか駅前□△とか、そう、それ駅前留学なんてどう!?」と私が言えば打合せの面々・・・・?いいかもですよ。
そこで片桐さん、いい、いい、いいですよ、次に決断の人坂口さん・・・・面白い、いきましょ、それで勝てます絶対にいけます。

こんな感じで始まった長〜い関係なのです。
曼荼羅の話は尽きる事なし。片桐さんは近々タイの国王にお会いするとか。
この国の政治はダラダラしてるが、曼荼羅は前へと進むのです。

2012年5月30日水曜日

「点火せよ」


絶望ありて、希望あり。
苦痛ありて、快楽あり。
出会いありて、別離あり。
裏切りありて、献身あり。
興隆ありて、衰亡あり。
男ありて、女あり。
破壊ありて、再生あり。
残忍ありて、慈愛あり。
一日ありて三六五日あり。
一時間ありて、二十四時間あり。
一秒ありて、一分あり。

革命、宗教、宿命、戦争、親子、兄弟、姉妹、血脈、血族。
人間の条件とは。
 これは全て映画作りの題材である。

カンヌ国際映画祭が終わった。
今年も我が国の映画は評価されなかった。
別にカンヌが全てではないが、世界中の映画人はカンヌ、ベネチア、ベルリンを目指す。原作も読んでいない。
脚本も読んでいない。でも金になりそうだから金を出す。そんな資金提供者に神様、仏様といって手を合わせ平伏する。
マンガが売れているんだから映画も売れるだろう。本が売れたのだから映画も売れるだろう。
そんなこんなしている内に我が国の映画はその光彩を失ってしまった。

勿論、骨太の映画人、根性者の映画人、感性鋭い映画人も数多くいる。
だがそういう映画屋魂の芯に火を付け、炎とし、燃焼させている人のフィールドは極めて狭くなっている。
私は決して諦めないで行こうぜと声を大にしたい。世は正に平安朝時代のごとき混迷の極みだ。

今こそ映画人を目指す若者よ思いを形にせよだ。
使い捨てカメラでもいい、目の前の出来事を写し、残し、言葉をつけ、音をつけよだ。
例え一秒でも十秒でも映画は映画なのだから。

日本一短い文学といわれたのがある。
 一人の作家が一人の編集者に出した一文だ。
それは「本は、売れたか」早口で言えば一秒ほどだ。

よし十秒位の短編映画を作ってみよう。これならきっと自前でできる。

2012年5月29日火曜日

「雪が溶けたら何になる」


ポールさん


国はどこから滅びるか?そんな話をランチをしながらした。

フランス人のヴァイオリニスト、ポール・ラザー氏とその奥さん。
奥さんは日本人でダンスの先生である(すこぶる知的美人)。

私はいいました。情操教育をしない国は滅びると。今、この国では芸術家たちが不遇な状況にある。
画家、書家、陶芸家、彫刻家、音楽家、映像作家、バレリーナ、タップダンサー。
およそ芸術家というジャンルの人が苦境の中にいる。
少子化の中で子供たちに情操教育をさせない親が増えている。
勉強、勉強。少しでもいい学校に入れるために。国は芸術家育成のための補助金を次々削減している。
子供たちは勉強の合間にゲームをする。
子供達の感性が育たない国に明日はない。

私のお絵描き教室の先生がこぼした。生徒が全然いなくなって教室を閉じたよと。かつては40人以上いたのだが。
こんな記事を読んだ事を思い出した。
ある東北の学校の子供に先生が問題を出した。理科の初歩中の初歩だから小学校1年生か2年生だろうか。
雪が溶けたら何になりますか?一人の生徒が答えた。ハイ、水になります。よくできました。
一人の生徒が答えました。ハイ、春になります。先生は…。
もう一人の生徒が答えました。ハイ、おとうがけえって来る。先生は…。

あなたが先生ならどう答えるでしょう。果たして正解とは。
青い空、白い雲を見ても何も感じない子。流れる川、咲き誇る花々を見ても何も感じない子。

「お父さん、お母さん、ヴァイオリンを習いたいのだけど」と子が言えば、ヴァイオリンなんか習ってどうするの?そんなお金なんか家にはないわ、とつれなく返事をする。
 そんなお母さんは、エステに通い、ジムでエアロビし、通販で高価なやせ薬などをたんまり買い込む。

うんざりする様な人間たちがテレビの食べログで知った店に行列をしている。
銀座コリドー街に「美登利」というお寿司屋がある。朝の八時過ぎからランチのお寿司を食べるために並んでいる。
きっとお父ちゃんは、マックか吉野家なか卯など、はたまた立ち食い蕎麦かであろう。
親たる者はたとえ一食を減らしてでも子供に情操教育をだ。ドレミは全ての始まりなのだ。

2012年5月28日月曜日

「思い出の質草」




阿藤快67回、太川陽介63回、車だん吉63回、山口良一50回、ダニエル・カール43回、舞の海秀平43回、目黒祐樹34回、見栄晴29回、三浦浩一27回、マギー審司25回(2012526日まで)
この出演者の顔ぶれと出演回数を見て、即その名が出たらあなたは相当な「ぶらり派」です。
日本テレビの紀行番組「ぶらり途中下車の旅」の事です。遂に1000回の金字塔となりました。
土曜日の9時30分〜10時30分まで、06年までは30分番組でした。
私は大好きなので殆ど見てきました(家に居る時は)。この番組を見ながら凄い職人さん、面白い人々、珍奇な人たち、美味しそうな店、人の良さそうな方々をチェックしました。ノートに書いて残しているのです

。滝口順平さんの独特のナレーションが良かったですね。
「どうですかぁ○△さん、アッヒャー」なんて、その滝口さんが2011年8月にお亡くなりになり、その後を継いだのが「おひょい」こと藤村俊二さん。この人がまたいい味を出してくれています。

私はやはり阿藤快が好きです。余人にかえがたしです。車だん吉はかつて私が住んでいた東京都杉並区にある天沼八幡の前に住んでいたので二番目に好きです。車だん吉の住んでいた家の側に質屋さんがありました。

若かりし頃は、中央アルプス、北アルプス、奥秩父連峰、丹沢山渓、甲斐駒ヶ岳、焼岳、三峰山等を善良な山の友と登山しました。最後は昇仙峡でした。山を登っている時は決して“不良”ではなく、行き交う山男、山女とコンニチワ、コンニチワといったのです。だがしかし生活困窮となり、テント、シュラフ、キスリング、ピッケル、ハーケン、登山シューズ等の道具類は哀れ質草となって消えたのです。

私を知っている人は私が地下鉄に乗らないのを知っている人です。あの密閉状態が苦手なのです。
ずっと無言でいる人たちに囲まれると息が苦しくなってしまうのです。
外の景色が見える電車や列車は嫌いではありません。窓際に座ります。飛行機もです。
地下鉄に乗るよりは歩いてしまいます。だいたいどこからどこまでは歩いて何分と分かっています(またはタクシーです)。ぶらり、ぶらり歩く銀ブラは大好きで時間があればぶらり、ぶらりしています。


「ちぃ散歩」の地井武男が病気で休んでいる間加山雄三が出て来ました。
生意気な口の利き方、エラソーな態度、作り笑い。庶民の中をぶらりする風情が全くありません。
で、「ちぃ散歩」とはサヨナラしています。




銀座で私を見かけたら声を掛けて下さい。
コーヒーをご馳走します。ジーパンにアロハ、黒いジャケットが目印です。人相が悪いのも目印です。

2012年5月25日金曜日

「占い師を占う」




人間という動物が他の動物と違う最大の点は、人間は夢を追う事が出来るという事だ。
夢の大小はそれぞれだから何でもいいと思う。今日より明日こそと思うことが生きている証しとなる。

今日は家からバス停まで365歩だった。よし、明日は364歩で行くぞでもいい。
一日一歩縮めればいつかは家を出て一歩でバス停に着ける?
今日はゆで玉子が上手に剥けずだったが明日はきっとキレイに剥くぞでもいい。
あの本を一頁でも読むぞ、あの絵をきっと描き上げるぞでもいい。

ただ何となく寝て、ただ何となく起きて、あ〜あ又、今日も始まりか、なんていうのがいけないと思う。
元気に生きたくても生きられない人たちに申し訳がないと思う。
私の様に大風呂敷をいつも広げて人に迷惑ばかり掛けるのは困り者だが、ハンカチサイズの夢も広げられないのはいかがなものかだ。人間守りに入ると一気に攻め立てられる。攻撃は最大の防御ともいう。

ある日の事、占いで生計を立てている人が私にこういった。「明日はどうなるんですかねえ、この頃さっぱり夢が持てないんですよ」と。コラッ君は占い師だろうがそれでよく人の人生が占えるな、しっかりしろいと気合いを入れた。占い師はそれが出来る位なら占い師なんてやってませんよ。この頃競馬で損ばかりしてるんですだと。
来週はダービー絶対当ててみせますといいました。まあ夢を追うんだからいいとするか。




2012年5月24日木曜日

「別離」




523日(水)午前十時三十分、予告編が終わりお目当てのイラン映画「別離」を観る。
東急文化村6Fル・シネマ、先日行った時は満員で入れなかった。

アカデミー外国語映画賞の作品だ。
映画作りで製作と監督を一人で行って成功した例は少い。
更に脚本となると更に少ない。クリント・イーストウッドはその代表的な人だがハリウッドは基本的にシナリオは別だ。

製作とはプロデューサー資金集めから広告宣伝まで全てを取り仕切る。
つまり一銭たりとも無駄な資金は使わない工夫をする。一方監督はどんな事をしてもいい作品にしようとする。車でいえば目的地に向かうのは同じだがブレーキとアクセルの様な関係だ。

それ故プロデューサーと監督はモメにモメる。
シナリオはドライバーと同じで腕が良くないと絶対にいい映画は生まれない。

アスガー・ファルハディ1972年生まれ、天は二物も三物も与えた。
二時間超えの作品は、始めから終わりまで言葉と言葉の全面対決だ。
その量の凄い事。その映像、その演出、その演技、もう一瞬たりとも言葉を逃す事ができない。無駄な言葉が一つもないのだから。

映画の主題は極めてシンプルだ。神の前で嘘はつけるか。
11歳の少女の求める真実に嘘はないかだ。

ヤクザな人生、ハッタリとホラと一夜漬け、嘘八百を生業とした身には深刻なテーマだった。近頃世の中から真実が消えてしまった。

いずれDVDが出るはずだ。ぜひ一人でも多くの人に観て欲しい映画だ。
過去の駄目な自分から「別離」しないといけないとつくづく感じさせられた。
何!ウソ、出来る訳ないだと?無礼な本当にそう思っているのだ。

「心配な事」



先生、何でこの頃学校教諭の幼い子供へのいわゆるイケナイ教諭の行動が多いのですかね?それはね、つまりの処カンタンな事なんですよ。

そもそもロリコンというかロリータ指向の性分の男性がその職に就いているんです。
先生ホントですか?と話す相手は心理カウンセラーの先生だ。

ある事で取材兼食事兼クラブ兼をしていた。
先生は酒が入るとその言がメッタヤタラと飛躍する。
ある時なんて言葉がアルプスを越えた位だ。

あのネ、柔道なんて究極のイヤラシー体位だし、アマレスのバックをとるなんていかに古代ローマ時代にその手が多かったという事なんだよ。柔道の四方固めなんて謝国権(分からない人は調べて下さい)の世界だよ。マア柔道家の女性と一緒になった御仁はまず逃れられないな。ハイ、ウイスキーお代わり。

全く困ったもんだ。
聖職が性職になってしまっては小学生の孫娘二人を持つ身としては心配で仕方ない。
それより何よりこの先生の心理カウンセリングを受けている人は立ち直れるのだろうか。

昨日も、今日も、そして明日もイケナイ人による、イケナイ事が起きる。
いっそ孫娘を退学させっかなんて思っている。

近々、中学では柔道を必須科目とする学校が増えるという。立ち技は危険なので寝技しか教えないらしい。先生大丈夫ですかね?

2012年5月22日火曜日

「恐山」




人は死んだら何処へいくのか。

天国と地獄はあるのか。
こればかりは死んだ人でないと話す事もできない。
誰か一度お釈迦様とか、地獄の閻魔大王さんにインタビューなんかして帰って来て詳しく話を聞きたいと思うはずだ。

日本三大霊場の一つに「恐山」がある、青森県下北半島にある。
5月の開山から10月末の閉山まで年間二十万人位がここを訪れる。その最大目的は「死者と語る」という事だ。

イタコさんという女性が「口寄せ」といってあの世の人の言葉?をこの世の人に伝えてくれるのだ。
詳しくは行ってみないと分からないので行ってみようと思い現地と交信をした。

聞けばイタコさんは個人営業でありどのお寺さんも取り次ぎは出来ないとの事。イタコさんの数も減少している。
夏になると、思い出の遺品を持った人達で大混雑となる。口寄せには三時間、五時間、八時間待ちとなる。
翌日になるケースもあるとか。

イタコさんの平均年齢は80歳を越えつつあるとか。40代のイタコさんは二人しかいない。

実は三年前に制作した短編映画のラスト三分をどうしても作り直したく考えていたところ、頭の中にバリバリバリと電磁波が侵入してきたのです。オッ、来た。グッドアイデアが降りて来たぞとなったのです。ヨォーシ、恐山だ。
恐山だとなると周りは恐れていた事が起きた、きっと恐山一色になるぞとなるのです。その結果はアラッカンタンでした。

余程の事(お釈迦様とかのご推薦とかがないと)撮影の許可はまず難しいと青森県のフィルムコミッションのお返事でした。待つ事四ヶ月だったのに、今やっとそれに変わるビッビッビーと頭を刺激するアイデアが降りてきたのです。
その間恐山関係の資料本に何冊か触れました、その中の一冊をお薦めします。

この一行が目に入りました。「一番危険な欲望は正義の顔をしている」新潮新書刊、南直哉著「恐山」本体700円(税別)その中にJRの遺失物には「骨壺」が数多くあると。死者に敬意を持たない人は何処へ行くか思い知るはずです。
恐い、恐い山に行く事になります。


2012年5月21日月曜日

「定食の名はシネマ」




日曜日床屋さんに行った。月に2回が決まりだ。
その日愚妻が弁当を作って置いて出掛けた。床屋さんに行くと少々お待ちをであった。

丁度昼頃朝ヨーグルトだけだったのでお腹が空いてきた。
床屋さんの三軒隣に「一喜」という居酒屋がある。昼はランチを出している。
確か店先の小さな黒板に白墨で、鯖塩焼き+コロッケ+味噌汁780円と書いてあったのを思い出した。

家に帰れば弁当があるのだが(弁当はよく作る)鯖塩焼きが気になった。
この頃鯖の塩焼きの旨いのはとんとごぶさただ。ノルウェー産が一番脂がのって旨いのだ。
銀座の阪急百貨店の裏通りに鯖塩焼き定食の専門店があったのだがどうやら閉めてしまったと聞いた。

床屋さんにちょっと「一喜」で昼飯食べて来るわと言って出た。
昼はオジサンとオバサンの二人。鯖旨いかと聞けば、マアマアかなと応える。L字型になったカウンターに座る。
左隣に中年オジサン一人(隅っこ)右斜め前の四人掛けのテーブルに若いカップル一組であった。

鯖塩焼き定食を頼む。
スポーツ新聞があったので読み始めると左から聞き慣れた音楽というより映画の主題歌が流れて来るではないか。
「およしなさいよむだな事~」座頭市ではないか。隅っこのお客の左斜め上に病院のベッドサイドに置いてある位の大きさの液晶テレビで座頭市が始まったのだ。

右目はスポーツ新聞、左目は座頭市、頭の中は鯖塩焼きとなっていた。
時代劇専門チャンネルなのだ。私もよく見る。CMなしでしっかり見れる。
中・高年第一線引き下がり、カネなし、ヒマあり、やること浮かばずの人気のチャンネルだ。

二十分ほどして鯖塩焼きの登場、レンジでチンではなくちゃんと焼いてある。
「オメェーは座頭市か、ヘエそうでやんす。アノー今サイコロの目は五と二の半ですよねといえば、このドメイラ何処を見てやがる四と二の丁だと中盆はいう。イケマセンやアッシーみたいなヨワイモンオダマシタラ、ナニコノヤロー」なんてぐいぐい聞こえてくる。もうその目は座頭市に釘付け。懐かしいな座頭市、第一話は荻窪大映パルサスで観たのを思い出す。

鯖塩焼きはすっかり冷めてしまったし、コロッケもしんなりしてしまった。
箸を持ったまま画面に食い入る。勝新太郎は座頭市になるために生まれてきた様な役者だ(兵隊やくざと悪名も最高)

すっかり映画に一喜一憂していると床屋のおばあちゃん「アノォーお待たせしましたどうぞ」とドアを開けながら言った。
 おばあちゃん今いいとこなんだよ、これが終わったらいくからと言った。
そしてそれから一時間半座頭市物語となった。

何、この後は市川雷蔵の「眼狂四郎」、その後は江波杏子の「女賭博師」と続くらしい。
出るに出れない。オヤッ隅っこでチャンネル権を持っているオッサンに特製のラーメンとご飯が出た。
黒板のメニューになし。どうやらオッサンはほぼ三食ここで食べている様だ。紙袋から自分で持ってきた明太子を出した。負けてんなやっぱり毎日来ている人には。

「一喜」にはシネマという絶品の定食がある。

2012年5月18日金曜日

「親切の国」


※イメージです


私の知る限り世界で一番頭がよくて、ズル賢くて、不潔でスケベで食いしん坊で全て理解不能な国は中国人でしょう。
次はフランス人、意地悪です。中国人とフランス人は驚く程似ていて仲良しです。
その次はイギリス人、ビールの小瓶一本で一晩持たせる程ケチンボです。
気が短いといえばアイルランド人。時間を守らないのがアッラーの神の国。
最も日本人は異常に時間を守り過ぎです。
 世界中を見渡しても日本人ほど清潔で人に優しく親切で時間と約束を守る国民は何処を探しても先ずいません。

過日タクシーの中に忘れた家の鍵を個人タクシーの運転手さんがわざわざ会社まで届けてくれました。
関口タクシーさんでした。電話番号がわかったので電話しました。
「ありがとう、本当にありがとう、また今度きっと乗るから」と約束しました。

外国人が日本に来て必ずいう事があります。「ニッポン人トテモ親切デス」と。
そうです日本人程人に親切な国民はいないのです。それを知るためにも日本人はもっと世界を知る必要があります。

就活に失敗して学生さんが自殺するなんてとても辛い時代です。
何もしないで会社にしがみついている人は後進に道をあけるか、さすがという働きをしないといけません。
若い世代が夢を持てない国に明日はありません。

私もいまや給料ドロボーと化していますが熱き心は持ち続けています(究極の迷惑です)できれば中国人の得体のしれない凄味と、フランス人のスケベ心と、イギリス人のエセジェントルマンシップと、アイルランド人の直ぐカッとなる単純さと全てにルーズなアッラーの国民性と女性を見れば声を掛けるイタリア人の陽気でステキなファッション性を持ちたいと思うのです。
 何故アメリカ人が出ないのかといわれればアメリカ人という人種は正確にはいないようなのでよくわからないのです。
合衆国ですから。


5月13日、元小結「垣添」こと押尾川親方と広告代理店の社長大泉勉さん、日刊スポーツの専属カメラマン栗山尚久さん、ノンフィクションライターの黒井克行さんと築地の料亭高野で顔合わせをしました。
実に正確に集まり、涙を誘う親子愛を聞き、闘志溢れる話をし、次にまた会う日を約束して別れたのです。

この地球上約二百カ国の中で裸にまわしをして江戸時代からハッケィノコッタノコッタに命を懸けている国はないのです。相撲は時間通り見合って時間が来たらガツンと当たる。遅刻早退は許されません。
日中韓のサミットの映像が宿泊先のホテルのテレビに映っていた。駄目だこりゃと思った。野田佳彦の目が既に負けている、スキだらけだ。パイカルとかマッコリ、ハニートラップですっかり出来上がっていた(酔っていた)。
 そうだなやっぱり歴史が違うからな、日本文化は中国、韓国の子分だからなと思った。
後何年かで日本は隅から隅まで中、韓に負けるだろう。国も会社も人材に投資しないといよいよジ・エンド。お終いとなる。

学生さん、就活で失敗して命を捨てたりしてはいけません。
相撲だって一度か二度マッタは有りですから。ヤバイと思ったらマッタをして下さい。
ニッチモ、サッチモならない時は自分のせいではなく、相手のせいにして下さい。ご連絡をくれれば及ばずながら相談にのります。君たち学生は、このどうしようもない国の唯一の希望なのです。

「オッキャクサン、カラダドコモカチカチアルヨ、シンデシマウヨ、ワタシノユビモウダメアルヨ、コレイジョウダメアルヨ」とマッサージのチャイナレディ。いう事はいいかげんなのに体は硬いのです。
人生はまさに重き荷物を背負いて、遠き道を歩むが如しです。気合いだ、気合いだ、気合いだぁー。