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2011年5月25日水曜日

湘南から喜怒哀楽 「ぜひ西伊豆石花海へ」

西伊豆稲取に「石花海」という海を前にした旅館があります。

定居康夫、比佐子夫妻が経営しています。比佐子さんは私が10ヶ月いた会社から私が辞めた時、私もやめますといって何百人もいる会社からわずか五人の会社に付いてきてくれました。旧姓は西君といいます。その頃22歳位だったでしょうか。


西君は九州八代の出身、父君は確か社会党の市会議員でした。その西君の結婚した相手が伊豆稲取で「喜久多」という昔風の小さな旅館の若主人でした。

えっ、西君が旅館の女将さんにと思いました。しかしこの西君は凄腕だったのです。



喜久多を改装したのを手始めに、海岸沿いにあった古い旅館を買い、10億以上の資金を銀行から出させその旅館を見るも鮮やかに改装しました。


「東本さん、○億○×億も借りるときは同じですよ。やるだけやって駄目ならそこまでですよ」といったのは私が泊まりに行った時です。



稲取の他の旅館主たちは朝からゴルフ、夜は麻雀やカラオケをしながら「石花海」はいつ潰れるか賭けていた様です。しかし西君は凄いアイデアを次々と出し、客層も大きく変えて大繁盛となりました。私が行くと美男子で優しいご主人と一緒に飲みます。


西君はどっしり落ち着き、着物が似合う文字通り大女将さんです。色気たっぷりとなっています。私の人生の中でこれ程見事に裏切ってくれた女性はいません。20歳で知り合ってから約30年、本当に貫禄十分過ぎる程の稲取の顔となりました。


多分今回の大震災の影響を受けているでしょうがこういう時は連絡してきません。負けん気が強く弱みを見せるのが嫌いなのです。いい女になりました。息子さんがホテル学校を出て後を継ぐ事となっているとか。


でも私としては沢山借り入れしているのは心配の種です。何とか一人でも多く「石花海」に行ってもらいたいと、友人、知人に声をかけています。目の前は海、屋上には大きな露天風呂があります。魚料理は抜群です。朝食はいう事はありません。私の紹介といえばお料理やお刺身の量も少しは増えるはずです。


「安・近・短」の決め手です。

どうかよろしくお願い申し上げます。伊豆稲取一の旅館です。

訳有りの仲で行っても口は堅いです。決してバレる事はありません。安心して行ってください。ただもしかして私と出会ってしまう可能性もあります。その時はお互い知らぬ仲という事にいたしましょう。


三年程前知り合いのお色気ムンムンのエステティシャンを紹介しました。

若い男の子と一緒、その夜あまりのエステティシャンの声に隣の部屋にいたお客さんからいい加減にしてくれと苦情が出た様です。しかし百戦錬磨のエステティシャン、翌朝ロビーでコーヒーを飲んでいる隣の人に対し昨夜は少し研修に身が入り過ぎてごめんあそばせといったとか。その色気に圧倒されたそうである。旅の恥はかき捨てという。


結婚して50年のご夫婦はひょっとしてと思い旅行に来たのです。実は隣から聞こえる泣き声、よがり声、すがり声に猛然と元気が出たのですがやはり最後までは無理だった様です。でもひと時興奮したと御礼の言葉をもらったとエステティシャンは喜んでいました。

48歳のエロ女です。エステの腕はまあまあです。二年ほど前DVにあい離婚したのです。かなりのMの女性です。今は29歳のコックさんと同棲中です。かなりマッチョです。


あっ、これはある二組のカップルを見て私が勝手に創作した話です。

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