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2018年11月19日月曜日

「れんこんとギンナン」

昨日昼晴天、江ノ島海岸側にある、モスカフェでチーズバーガーを食べ、コーヒーを飲む。遠くの海岸線に釣船のシルエットが並んでいた。今年こそ海釣りにと思ったが、できなかった。床屋さんに行って、頭をサッパリ、昨日もグーグーと眠ってしまったようだ。女性は美容院に行くと、大いにストレス解消になるそうだが、男も同じ床屋さんは何よりの所だ。新しく飾られていた写真がとても良かった。老婆が大山参りをしている後姿だが、これから登る階段の先に入り込んでいる光がいい。それと老婆のリュックサックに入っている光がなんとも秀逸だった。床屋さんに来る写真愛好家が、よく飾り変えている。アマゾンで買ってもらった、医学博士、西村正著の「明治維新に殺された男」を読む。人斬り半次郎といわれた、桐野利秋から見た西郷隆盛と明治維新である。医学博士の目線から、西郷隆盛がどんな健康状態で、どんな精神状態かを分析しているのが新しかった。230ページ位だったので好きな競馬中継を見る(決して買わない)までに、ほぼ読み終えた。G1レースはイギリスのダービージョッキーが騎乗した馬が勝った。このところ外人騎手ばかりがG1に勝つ。そして大相撲中継へ。横綱三人が休場、大関もパッとせず、応援している御嶽海は、勝った。服部桜は今場所も全敗中、今年中は無理かなと思う、序二段の足立が一勝している。茅ヶ崎出身はこの二人だけ。6時過ぎ愚妻と近所の小学校に茅ヶ崎市長選挙と、市議補選の投票へ。茨城の名産である、これ以上ないという見事な「れんこん」を茨城の知人から頂いていた。芸術的れんこんは、明日へと大事に保管した。それにしても見事だ。ご近所の方から、ギンナンを頂いた。立派な柿も、熊谷守一画伯ならどんな絵を書くだろうと思った。画題としては申し分ない。過日買ってもらっていた。垣根涼介著、「信長の原理」を読み始めた。こちらは586ページであるから、1日58ページ位を目標にしている。昨夜は夫婦二人きり、「たらちり」と「のどぐろ」の干物、浅利の佃煮で充分、腹が少々渋っている。6時〜6時45分BSで「西郷どん」を見る。瑛太という役者は実にいい。鶴瓶の岩倉具視は、怪演である。私は西郷隆盛は権謀術数にその限りを尽くした。政治家だと思っている。革命家から革命をとったら、何も残らない。もし許されるなら、生涯でいちばん会いたかった人物である。維新後、大別荘(3万坪)を構えた大久保は暗殺される。今のホテルニューオータニ付近である。あまりの憎しみか、首に刺さった刀は突き抜けていたという。ズタズタになった。9時からレンタルしていた映画を3本見た。「ミッドナイトバス」新潟日報150周年記念157分と長い。新潟←→池袋を往復する長距離バスの運転手の人生だった。小西真奈美がよかった。静々と物語は進み、静々と新潟の名所を写しつつ、一人の男を追った。次に「NEON・DEMON(ネオンデーモン)」を見た。アメリカのファッション界のストーリーだが、極めてスタイリッシュで、シュールであった。スパンコールを使ったタイトルデザインがgoodであった。もう一本斎藤工が初演出した、70分程の映画「blank13」リリー・フランキー主演。残念ながらテーマが古く、斬新な切り口がなかった。寂しいお通夜の話は、何度もつくられて来た。次作に期待する。現在午前3時49分11秒なり。晩秋というには情緒がない。



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