男の世界で一番許せないのは仲間を裏切る事だ。
女の裏切りには静かに立ち去るのみだ。
大好きな映画は裏切りに対する復讐作品だ。
ストレス解消には、ロバートデニーロとアルパチーノの「ヒート」をお薦めする。
ラストの25分、とにかくバッコンバッコン、ズンズンバンバン、バキューンバキューンと街の形が変わってしまう程打ちまくる。
テレビの音大き過ぎる。
ご近所にご迷惑だからボリュームを下げて等といわれたらこう応える、銃撃戦をボリューム下げて無声映画みたいにしたらただのアホとマヌケの追い駆けっこだっていうの。サッサとネローイ。
惚れた女と一緒に堅気になるためにオサラバするギャングの男(デ・ニーロ)、それを追う刑事(アルパチーノ)飛行場間近に着いた時、ギャングはいう。直ぐ帰る、待っていてくれ、やり残した仕事が一つあるんだ。それを終えたら二人で静に暗そうと。それは仲間を裏切った男を殺す事、やっぱり許せネェ。
戻ったら二度と帰れないのを覚悟に裏切り者の住まいに行き復讐をする。
そして女の待つ飛行場に近づいた時、刑事アルパチーノが現れる。バババァーン、ズキューンと戦闘開始だ。
逃げるそして撃つ、追いかけるそして撃つ。ダダダダーン。いいな、いいなやっぱりこういうのはハリウッドだとなる。
実はこの映画ロバートデニーロとアルパチーノは全部別撮りであった?
よく見て分かったらかなりの映画通!ハリウッドの編集は本当にスゴイ。
ロサンジェルス(LA)は映画の街、撮影を仕切るのは当然マフィアだ。LAの経済を支えているのは映画撮影のための街の使用料、その額一兆円とも二兆円ともいわれている。
ある年ニューオリンズの街に雨を降らしまくる撮影をした事がある。
消防車全車撮影に参加、何本ものホースで土砂降りにした。で、撮影が終わって消防署長にハイ500ドル。
隊員たちにハイ500ドル、チップ○×ドル。私は通訳を通して聞いた。
「こんな事していて火事が起きたらどうすんの」と、所長はいったもんだ。
「こんな時火事を出す奴が悪いんだ」とそして消防隊員たちはドル紙幣を空に掲げてイエーイであった。
ホースから出るもの凄い水の力でガラス窓がすっかり破れた。
中から「バカヤロー、オメーラ何すんだ」みたいな英語が聞こえた。私には英語が分からないのであった。
消防署長はマフィアだったのかもしれない。この世は裏切り社会、決して許してはいけない。
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