昨夜六時~九時半、青山のレストランで、某大手広告代理店の人に、某世界的救助団体のエライ人を紹介されていた。会席は私がセットした。私は朝から紅茶(砂糖入り四杯)だけ腹に入れていた。
他にフリスク(二十粒位)そのレストランでは、ジンジャーエールのライトを一杯。午後一時~二時二十分まで大会社の社長さんをインタビュー。同席はデザイン界の名人と、某中規模広告代理店の人三人。腹がグーグー鳴る。が何を飲んでも味はせず、何を食べても味がない。つまり体がイヤイヤと言っている。
人間腹が減ると、体温が下がり体や手先きや足先きまで小刻みに震える。
心臓がドキドキ音を出す。当然睡眠はほぼできない。何度も経験していることだが、人間はこうして死んで行くことを感じる。で、レストランの御二人には事情を言って、食事をするのを見る役に徹しさせてもらう。
一人は日本でも有数の食品メーカーの宣伝部長を二社経験しているから、ワイン通で食通。
グルメにしてグルマン、御二人は、グリーンサラダ、手長海老を焼いたもの、その前にカキ入りのクラムチャウダーをシェアしてカツレツに。リゾットと、ラザニアを、ナイフとフォーク、スプーンをあざやかに使って食していた。
お世話になっている会社への相談と、自社の売り込みを少し、それと防災についての大切な話、三時間以上いい話ができた。大変母親想いの方、一人っ子であり、施設に入っているお母さんの話をすると、目には涙があった。いい人なのだ。会食が終わり、外に出る、やけに冷たく寒かった。
体が左右に揺れる。コンビニに寄り、「しょう油ワンタン」と「コーンポタージュ」を買って熱湯を入れてもらった。
これが実に誠に、温かくやさしく胃袋に入った。
味はあまりしないが体がホッカホカして来た。早く家に帰り、頼まれている仕事を朝までに書かねばならない。アタマにホカホカと浮かんで来た。
前日沼津行きの列車に忘れたメガネが出て来たと連絡があった。14日までに取りに行かないと、沼津警察行となる。チクショウと腹は減っても、腹は立つのだ。
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