ページ

2020年2月21日金曜日

第26話「私は感情」

私は「感情」である。感情は人間が生きている証である。耳から聞くと同じ言葉に聞こえるのがある。勘定である。感情と勘定は時に親類、親子、兄弟、友人を失うことに関係する。貸した金を返さない時だ。金とは悪魔である。極めつけの性悪女の如くである。人を不幸のどん底に落とす。資本主義も社会主義も共産主義も、結局のところ、金の奪い合い、即ち権力の奪い合いである。今の世の中は金で感情を買う時代、あるいは感情を売る時代だ。一人の権力者に国の機能が全てが奪われている。感情を売り飛ばしている、内閣の全閣僚は、自らの勘定合わせのために、下僕と化している。性悪女に尽くすだけ尽くして金が無くなったら、ハイそれまでよとなるように。使い捨てのライター、チルチル・ミチルである。裸の王様は自らの姿は見えない。私感情は江戸末期の幕閣の方が何十倍も優れていたし、誇りとプライドを持っていたと感心する。赤誠という感情があったが、今はドス黒い黒誠である。権力の座から落ちたら、自らの数々の悪事が暴かれるのを恐れ、司法権にまで手を出している。法治国家ではなく、独裁国である。私感情は、自らの感情を持たない閣僚のチンプンカンプンの言葉を聞くと、笑うしかない。全く勘定の合わない面々だ。高い税金を払っているのに。中には東大を出ているのもいるが、きっと恥とはを学んでこなかったのだろう。我が家に来る、小・中・高校生たちまでが、ウソつき、ウソつき、ウソつきと言う。正に一将功成って、万骨枯るである。私感情は、小悪人の籠池夫婦に、妙な愛情を感じてしまう。ANAインターコンチネンタルホテルの勘定についてまで呼び出し脅す(?)。クルーズ船に乗って、悲惨な状況を伝えた大学教授に圧力をかけ(?)、動画削除させる。私感情は反骨のジャーナリズムのない国にいることに、肌寒い思いがある。私感情はいま反骨の老政治家の本を、プロデュースしている。27日にご本人の撮影だ。人間には義憤という感情がある。義侠心というのもある。弱気を助け、強気をくじく。そんな人間の登場を待つ。記者会見でそれは当たりません、それは当たりませんと言う人は、すっかり生気を失い、疲労が積み重なっているのが、アリアリと見える。内心はやってられねえ、と思っているのだろうと思う。私感情はそう遠くない内に政権与党が割れると思うのだ。何故なら、みんないまのままでは勘定に合わないからだ。大乱に備えよと言いたい。キングメーカーなんていう時代はもう来ない。アメリカのトランプ大統領は余程気が小さい商売人なのか、キャンキャン吠える。腹心たちをバッタバタと首にする。私感情は思う。あの多民族国家は実にドラマチックなことを起こす。シットとファックユー、ジャステイスが好きな国。司法権だけは守る国である。そこに手を突っ込んだ。日、米両国とも、権力者は恐怖心でいっぱい、いっぱいなのだ。金を返せ(税金ばかり払っている)閣僚たちよと言いたい。それにしても反骨のジャーナリストがいない。むかしは、宮武外骨なんていう凄い人がいたのだが。ANAインターコンチネンタルホテルが、実はと言って明細書を出したら、ジ・エンド、終りなのだが。超一流のホテルの領収書に「上様」はない。                             (文中敬称略)

IMAGE

0 件のコメント: