2023年1月4日午前三時十八分二十七秒、400字のリングのゴングを鳴らす。昨年12月30日「日本レコード大賞」を受賞したのが「SEKAI NO OWARI」という4人のグループ(女性一人)であった。受賞曲は“Habit”という曲である。♪~ 君たちったら何でもかんでも 分類、区別、ジャンル分けしたがる……持ってるヤツとモテないやつとか……自分で自分を分類するなよ 壊して見せろよ……終わりじゃないと信じたいけど……。若者たちは歌い踊る。自分はみんなオリジナルなんだよと。一年の終りが“セカイノオワリ”か、コロナでうんざりだらけの時代を象徴しているではないかと思った。その時、私はダンボール箱に入っている、古いアルバムとか本、古い置物などを整理していた。一年に一度もそーゆーことをしないのだが、諸事情があって、狭い部屋の中にダンボール箱がたくさんあった。心を鬼にして捨てましょうと言われたが、50年近い仕事仲間との思い出の品は捨てられなかった。心を仏にして家に送ってもらっていた。小さなテレビをつけていたが見るべきものがない。私はある年酷いアレルギー性鼻炎になって、検査したところ、(一)ハウスダスト、(二)ブタクサ、(三)何かの花(特定できない)であった。マスクをせずに箱の中から物を出していたら、鼻の中がムズムズしてきて、ファックションとクシャミ一発! それからはもうクシャミ、鼻水の終りなき攻撃にあった。そんな中で見るべきものがないから、YouTubeで音楽でもとなった。安全地帯の玉置浩二とポルノグラフィティの岡野昭仁がNHKの番組で“サウダージ”を合唱したのを見た。♪~ 私は私と はぐれる訳にはいかないから いつかまた逢いましょう その日までサヨナラ恋心よぉ~!。これは何度見ても聴いてもスバラシイ。プロとプロの対決だ。ちなみに演歌以外で、プロが選ぶスゴイ歌手は、男では玉置浩二、女性では中森明菜とか。私も同感であるが、それぞれみんないい。みんな個性があっていい。若いってことはいいなと、エレファントカシマシの宮本浩次とかNovelbright、竹原ピストルなどを見て聴く、鼻水をたらし、クシャミを連発して。次の朝起きたら声が出ない。口の中がカラカラに乾いている。アレなんだこりゃとなった。クシャミと鼻水でどんづまりになって、口を開けて眠ったからだ。で、31日から今日まで完全になってはいない。ガラガラ声なので、コロナと間違われてしまう。かかりつけの先生が正月休みを終り開院した日、手紙を書いて愚妻に持っていってもらった。自分で行くと患者さんたちにコロナと思われるからだ。点鼻薬と一週間分の薬を処方してもらった。さすがにスバラシイ、症状はミルミル改善した。今は少しグズグズしているだけだ。私のお世話になっている四十代の人たちが次々コロナに感染している。いきなり症状が悪化するらしい。ノドが痛くて水も飲めない、肺に影がある、熱が止まらない食欲もないと、やっとこさっとこの声で電話をくれた。政府からの圧力でコロナの感染情報は怪しいものとなっている。ウイルスvsニンゲンとの闘いはまだまだ続く。“セカイノオワリ”になるかも知れない。“サウダーヂ”という映画があった。山梨県の工事現場で働く外国人労働者たちを扱った秀作であった。帰りたくても帰れない外国人労働者は、必死に働いて仕送りする。その姿に心打たれた。ユニクロという私の大嫌いなブランド(パンツだけ買ってやる、ヨゴシてやるから)が、大幅に給料を上げるとトップニュースになっている。バカヤロー途上の国の人たちに、安い賃金で作らせた品を安い価格で売ってシコタマ儲けて、高額所得者番付十位の中に創業者の柳井一族が三人も入っている。そんなに給料上げられるなら、まずは商品の値上げをするなと言いたい。貧しい人々にもっと寄附しろと言いたい。上げたくても上げられない、我々中小零細企業にとって、大迷惑な話である。とことん安い値段にしてからの話だろう。愚かな国会議員たちに一人一億円近い維持費がかかっている。しかし者共はどこまでもセコイ。現在この国は幕末のように、アメリカの武器弾薬在庫一掃セールの市場となっている。教科書から坂本龍馬の名が消えたのは、武器商人であったからだろう。アメリカ、イギリス、フランス、プロイセン、スペイン、これらの国は幕府へ、薩摩や長州をはじめ各藩へ武器を売りまくった。どっちが勝っても、負けても損はしないというシタタカさで。国の将来を見すえている人物がいないのが今の日本である。♪~ 日本人は日本人からはぐれる訳にはいかないから どうしたらいいの 来い心よォ~。なんて気分だ。“汝、中庸たれ”と言う教えがある。かつて“ファジー(曖昧)”という言葉が流行った。ヒトは一人ひとり個性がある。区別、分類なんてできない。“Habitもそれぞれだから、又、ファジーな時代になる始まりを、SEKAI NO OWARI“セカイノオワリ”が歌っている、そんな気がしている。ファックション、ヤバイ誰かが私の噂話をしているようだ。それにしてもテレビはどーしたんだと言いたい。NHKの大河ドラマ「どうする家康」は、歴代ワースト2位–のスタートであった。もうハッチャメチャな第一話であった。どうするNHK! そのNHKをぶっ壊すを公約にしているNHK党の議員、ガーシーこと東谷義和議員が、フケている(逃げている)ドバイから帰国して、任意聴取を受けるとか。どうするアノヒト、コノヒト。“オワリノ、ハジマリ”になるだろう。(文中敬称略)
0 件のコメント:
コメントを投稿