おバカな自民党による、おバカな自民党のための、おバカな政治。出る、出ない、出れば、出ろ、出ます。お粗末な自民党のソーリ(総理)と、カンブ(幹部)たちにこの国は統治されている。かつて「美樹克彦」という歌手が「♪~ かおるちゃん おそくなって ごめんね」と歌い、最後にバカヤローと叫んで終る。歌の題名は「花はおそかった」かなりヒットした。島国ニッポンは他国との国境がないので、政治に緊迫感がない。故に危機意識が国民全体にもない。政治判断の誤り一つで、ど、ど、どどっと難民が押し寄せる事もない。私が十代の頃ツイストの大ブームがあった。でもって私は大学生のバンドを呼んで、ツイストのパーティを行なった。大きなドラム缶に水を入れる。そこにコカコーラやジュースやカナダドライをぶち込む。パー券は判子屋さんに安い値段で刷ってもらった。それを仲間たちと売りまくる。倉庫みたいな会場費は激安で借りる。夜六時開場となると恐ろしい程の男女が集まって来る。ヘタクソな学生バンドが、テケテケとエレキギターを弾き出すと会場は異常な状態となり始める。人が人を呼びもうウハウハ、パー券が売れた。サービスするのはワンドリンクだけ。会場外まで人、人、人。若い男女が狂ったようにツイストのリズムにのって腰をひねりつづける。私は冷静に全体の動きを見ている。中に入れず酔ってケンカが始まると、行って“ヤメロ”と仲裁する。やがてヤクザ者たちが、オイ、セイガク(学生)誰れに断ってやってんだと乱入して来る。私は学生の遊びに大人がからむんじゃないよと制す。ガンガン響くツイストのリズムに誘われて、警察官がやって来る。私はこれは流行ですから止められません、そこら中でやってますと言えば、金を取ってやってんだろ、これは興行だ、許可を取ってんのかと怒鳴る。先程のヤクザ者たちもソーダ、ソーダ、俺たちを通さずに何やってんだと暴れ出す。私と私の仲間が集まり“ツイストパーティ”は最高潮に達して行く。ツイストパーティは十代の私と仲間たちの貴重な収入源であった。所をかえて何度か開催した。しかし世の中は甘くはない。やがて血と血を流すドラマが始まり、法律というキツイお仕置きが待っていた。昨日夕方4時半頃NHKで、出来の悪いコントのような政倫審という、ヤキトリじゃなくて、ヤリトリを見ながら、ホントウニ(本当に)この国はアカン、ヤカンがイカリフットウ(怒り沸騰)して、ドカンと脳内爆発。全身脱力していた。そこへ私の横にいた仕事仲間のボスが、突然大谷さんが結婚するんだってと言った。何それ、なんの話となった。NHKのコントはもう問題外となった。他の人たちもヤン坊、マー坊の天気予報みたいだ。(むかしの人は知っている)その話当たり、それとも外れみたいになった。私は知人と会う約束時間が来たので5時少し前に外に出た。小雨がチラチラ降って来た。この頃の天気予報は科学の進歩でよく当る。知人とはヤン坊、マー坊で有名な、東京駅八重洲口ヤンマーディーゼル本社の斜め前で待ち合わせていた。約束の時間より前に着いた。「絶望は、愚か者の結論なり」なんていうフレーズから始まった昭和の番組を思い出していた。パー券なんていうのは、昭和の話だよと笑っていたが、永田町は昭和の時間で止まっている。現職の国会議員にとって選挙ほど嫌なことはない。ソーリダイジン(総理大臣)が持っている恐怖の権力、解散権を行使させたくない。ソーリはアイアムアソーリ、こうなりゃヤケクソ解散だぞと、目の上のタンコブ麻生太郎に決別宣言的行動に打って出た。値上げ、値上げでついこの間まで一個360円位だったショートケーキが、えっ何、560円なのとビックリしながら五個買った。白い服を着たケーキ屋さんが原料が何もかも値上げで参っているんですよと言った。レジのところに“カスハラ防止”というシールが貼ってある。これはなあ~にと言うと、カスタマーハラスメント防止なのですと言った。そうかカスタマー(お客)が値上げに文句言ったら、お仕置きを受けるんだ。岐阜県のとある町の町長が、99件のセクハラ行為で猛攻撃を受けていた。アタマナデナデ、オシリにタッチ。胸の谷間チラチラ見ていてたとか。昭和の町長は悔しい、もう心が折れたと辞任をする。令和の時代は目のやり場もないんだなと思った。雨が少し強くなった。オッ待ち合わせをしていた恩人(男の人)が近づいて来た。二人でタクシーに乗った。大谷選手結婚だってね、なんで突然になんだろうと言った。私はきっとそうしなければならない事態が、ネット上に発生するからではと応えた。フィギュアスケートの羽生結弦選手みたいにならないことを願う。恩人がケーキ(景気)はどうなのと聞いて来たので、“値下げ、値下げ”ですよ、株価は最高ですが私たちの実態は最低なんですよと言った。パー券を刷って、ツイストパーティをやりたい位ですと言った。懐かしいなツイストパーティ、大学生の頃よく行ったなと笑った。この恩人は慶応大学出身、私が十代の頃よく頼んだ学生バンドは、慶応大学生のバンドがいちばん多かった。その夜、家に帰って夕刊を読んだり、ニュースを見たりしたあと、午前一時半頃、“リトル・リチャード”を聞き始めた。ビートルズやすべてのロックンローラーが影響を受けた。私はゲイですとカミングアウトした、伝説のアーチストだ。雨音がかなり強くなっていた。私はすっかり十代に返っていた。最低ではなく、最高の気分だ。明日もバカなコントが国会である。リトル・リチャードはすべての常識を破壊したロックの先駆者だ。放送禁止用語が飛びまくる。“のっぽのサリー”を聞いている。ピアノの達人でもある彼を超えるロックンローラーは絶対出ない。“ジェニ・ジェニ”を聞いていたら、脳内がスッキリして来た。今の世は上から下まで、ゼニゼニゼニだ。(文中敬称略)
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