安全地帯なのか、危険地帯なのかどちらでもいいが私はミュージシャン玉置浩二、役者玉置浩が大好きだ。
その才能は1996年発売の「田園」を聞いた時、正直驚いたものであった。
その生き方は本気と凶器、恋と愛、結と婚、離と婚の中で混然一体、雑念全体となっていた。
ファッションセンスが第一級だ。
今をときめくエグザイルとの共演を見るとまるで大人と子供、プロとアマ以上の差を感じた。赤の腕章、黒の革パンツ、黒のジャケット、黒のTシャツ、黒のベスト、クロスのペンダント、銀髪に黒と赤のバンダナ、黒のリングシューズ、いいんでないかい玉置さんだ。
一時かなりクレイジーっぽくなっていたが、きっとクスリのせいだったのかも知れない?
先日見た姿は極めて真っ当であった。
玉置浩二に触れるとグイグイインスピレーションが沸いてくる。
お金があれば全てをはたいても玉置浩二でヤクザ映画を作りたいと思う。かつてはヤバイ奴、危険地帯だから近寄るなといわれた時期があった。ミュージシャンがフツーであったらタダの音と楽。不良でないといけない。ジャックナイフの様でないとダメヤローだ。
53歳玉置浩二、あんまり安全になるなよ。「清く、正しく、美しく」なんて新曲は嫌いだぜ。