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2014年11月11日火曜日

「数の子の数」


※イメージです 


慢性的不眠症になって20年が経った。
眠れないからとヒツジの数を何百何千匹と数えたことか。
丸いパックに入ったイクラが何個あるかを楊枝で刺しながら数えたことか。
数の子をルーペで見ながら何粒あるかを数えたことか。
あんまり眠れないのでまだ暗い朝、アタマに釣り用のカンテラをつけて海岸を歩いたことか。柿の種の袋の中に柿の種とピーナツがいくつずつあるか区分けしたことか。

そんな私なのでこんな記事に出会うとつい新聞を切り抜いてファイルしたりする。
新型睡眠薬近く発売。寝付きよく、途中で目覚めず、依存症なし。
新しいタイプの薬の名は「スボレキサント(商品名ベルソムラ)」
今月中旬、世界に先駆けて日本で発売(朝日11/5朝刊)。

日本人の10人に1人が不眠症に悩み、成人の20人に1人が睡眠薬を飲んでいる。
ある調査によると日本人の平均睡眠時間は7時間14分で、フランス人よりも1時間短いとか。

「睡眠不足に強い人は負け組」、日経11/9朝刊。
なまじ睡眠不足に耐える力があると、実は社会生活上の問題が生じやすい。
「眠気に打ち勝つ力」がある人は体と心の赤信号が点灯しているのに気付かず、睡眠不足へのリスクヘッジを怠ってしまうのだとか。
結果、ぐっすり眠っている人との差は大きく開き人生というレースでは負け組になる。

ニッポンは不眠大国といわれている。
世界共通の不眠症判定法「アテネ不眠尺度」によって7,827人を調べた結果、不眠症の疑いがある人はなんと38.1%とか。

日刊スポーツ11/7付のこの記事の横にはこんな記事があった。
「相模川の女性頭殴り殺され石入れ沈められた」26才吉田綾奈さんFBで「ストーカーやめてくれ」この女性が見つかった馬入川は私の住んでいるところのすぐ近所だ。

この頃の犯罪にはほとんどフェイスブックとかラインとかツイッターが絡んでいる。
これからこの国はどうなるのか、そんなことを真剣に考えると、ずっと、ずっと、ずーっと眠りに入れない。仕方ない数の子を数えるか、それともイクラにするか。

私のようにならないために、キラリトギンザ3階オルハショップへ。
國井さん、濱田さん、臼杵(ウスキ)さんという睡眠改善インストラクターのステキな男の人が一人ひとりの睡眠について適切なアドバイスをしてくれます。
ナポレオンは3時間位しか眠ってなかったから負けたのです。
実に科学的な結末だったのです。

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