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2016年1月26日火曜日

「がぶり寄り」



で、何をしたいのと聞くと、うーん、ウーム…。
と黙ってしまう、そんな学生さんが多いという。

大学生の内定率が85%位だと先日新聞に載っていた。大学のセンター試験の問題を見てみると、大学生とは凄い人たちなんだと感心する。
難しくて全然できなかった。
その試験を通過して、大学に四年間もいて将来何をやりたいのか見つかっていない。
とりあえず内定がほしいと思って面接に行くのだが、これをやりたいという熱い心と押しの強さがないと相手に伝わらない。

一月二十四日の朝日新聞に、朝日求人「仕事力」・「文化の力を炸裂させよう」大里洋吉が語る仕事①が載っていた。
4回シリーズの第1回目、毎回勉強になるので読んでいる。
誰もやらなかった分野や、誰もやらなかったことをして世に名を出し、新たな分野の鍵をこじ開けた人々が、仕事を探している人に貴重な体験を語る。決してこうしなさいなどとは書かない。

今回は(株)アミューズの代表取締役会長である。
プロフィールを抜粋すると1946年青森県生まれ、立教大学文学部卒、69年に大手芸能プロダクション(株)渡辺プロダクション入社、マネージャー、プロデューサーなどを経て78年にアミューズを設立、サザンオールスターズや福山雅治を始め多くのアーティスト、タレントを育てると書いてあった。
大里洋吉さんは小学校から映画ばっかり見ていたとか、青森市街の真ん中に洋画館や東映、東宝、松竹などの映画館が歩いて5分圏内にあったという。

中学、高校、18歳まで映画、映画、映画漬けだったようだ。東京の大学に入っても映画ばかり、その経験が後年生きて行く。エンターテイメントの世界以外に気持ちが動かなかったとか。

特にミュージカルが大好き。
いつかブロードウェイに行ってミュージカルをやりたいと思い、9年1ヶ月勤めた会社を退社した。
アミューズの社名は、ニューヨークで見上げた自由の女神からとか
やりたいこと、やれる会社を生み育てるのは並大抵のことではないが、やはり始めの一歩は何をやりたいかなのだ。

面接する人がム、ム、ム、こいつには何かある。
ビ、ビ、ビっと来るものがある。
よくぞまあこんなに映画の話ができるな、音楽の話が、落語や浪曲や相撲の話、日本の風景や農家の話が、漁業や森林の話、キツネやクマや鳥たちの話、海や山や河の話、君、キミ、もういい、分かった、君の好きなことはよく分かった。
なんとか会社に入れるからもう帰りなさい!なんてことにはならないと思うけど。もしかするかもしれない。

20社ダメなら30社、それでもダメなら自分で会社をつくればいい。
私は今日から会社を作った社長ですと宣言すればOKだ。


大里洋吉さんの「洋吉」と名前をつけた人はハイセンスだと思う。
「洋」と「吉」なんて洋画と日本映画が一つになったみたいだ。
名付け親は生まれて来た子の将来がクッキリ見えていたのだろう。

頭で人生を組み立てるより、自分を動かしているものを見て欲しいよね、と第1回を締めくくっていた。

偶然とか、突然とか、信じられない出会いの中に、いい就職先がある。
そのために動け、動けだ。

前回のブログで琴奨菊を高知県土佐出身と書いてしまったが、高知県の明徳義塾出身と書くつもりだった。直ちに訂正をした。
大関琴奨菊は福岡県柳川市出身、出身高校が明徳義塾高校とするのが正しかった(反省)。
来場所は九勝六敗以下だろうと予想を書いた(宴会漬けになる)が、こうなりゃ全勝して横綱だ。

ほっぺにチューした4ヶ国語を話せる飛び切りの和服美人の新妻のために。
明日からの祝宴を断って、稽古、稽古だ。ドスコイ、ドスコイ。
でも困ったなあ、私の予想はかなり当たってしまうのだ。愛と白星と就職先は“がぶり寄り”だ。

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