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2014年8月27日水曜日

「眠る前に」




このブログを書いているのは、八月二十七日(水)午前四時四十八分五十二秒、外はほんのちょっぴり雨、久しぶりにイカレクーラーをつけないでいい。
トマトとキューリと、トウモロコシと、ハムのサラダをフォークで突っつきながら、いつものグラスにハイボールを作る。

NTV「おはよん」を見る。
5人の女子アナの名は知らない。5人とも疲れ切ったBarのホステスさんみたいだ。
特に真ん中のメインの女子アナのヘアースタイルは最悪だ。他の4人も同じヘアーメイクはついているのだろうがお化けみたいだ。
5人共に仮眠から抜け出たみたいでネムそうだ。

巨人と阪神は巨人のサヨナラ勝ち、タイガースはここの一番でネコになる。
女子柔道の試合、あんな女子柔道家に寝業に持ち込まれたら逆セクハラだな。
福島で仮の住まい生活に耐えられなかった58才の主婦が焼身自殺した。東電はオレたちのせいじゃねえよと突っ張ったが、当然敗訴した。
ユリゲラーというインチキ男が又、スプーン曲げに来日とか、67才にもなっていつまでもスプーン曲げてんじゃねえ。
アイス・バケツ・チャレンジというアホな寄付活動に賛同したマヌケが池に飛び込んで死んだとか。私の高校時代の恋人はALSで死んだ。だけど私はバケツの氷水なんてかぶらない。氷水かぶった奴は100ドルを払わないって事なのか(?)、それとも両方(?)。
日本海で地震が起きたら、津波が早い所には1分で押し寄せてくるとか、学者たちは国からオドされているのか、浅波の高さは低く見積り、
渋谷の道玄坂で3ヶ月の幼児を殺した18才の女性がエクスタシーを感じていたとか。
安倍首相と石破茂が差して会って話をしたとか、スケールの小さな政治家同士の対話だ。

私はこれから少し眠る事とする。


広島の人々は酷い状況だ。
アメリカでも西の方は何百年に一度の大干魃で野菜は絶滅みたい。
東の方は何百年に一度の大洪水。

文明はその文明を作ったものによって滅ぶという。
歴史を見ない者は、今が見えないという。
今見ている現実はかなり酷いものなのだが、未だ見足りないというのだろうか。

昨日のブログを訂正する。NHKのドラマの中に出て来る、フェルメールの絵の題名を「聖プラクセディス」に変えさせていただく。

夏の終り、みなさんくれぐれも油断なき様に。なんでも有りの世の中だから。

2014年8月26日火曜日

「どーでもいいか」


シラス丼 ※食べログより


高校生のところに一人の家庭教師が来る。
美しい、白ずくめのファッション、十字架のネックレス。
江ノ電が走っている。遠くに江ノ島の灯台、流木に座る女、そこは稲村ヶ崎。

勉強嫌いの高校生には優秀な兄が一人、美しい家庭教師に勉強を教わる、高校生の視線は先生の胸の谷間。何日か目部屋の中で先生に抱きつきキスをする。
それに応える先生、二人は関係を持つ。その日を最後に先生は消息不明に。

がんばって東大に入って私を恋人にしてねの言葉を思い出し猛勉強、そして東大法学部に合格、あっという間に九年後、高校生は東大在学中に司法試験に合格、とある弁護士事務所に入る。看護師の恋人が出来ている、結婚を約束していた。

テレビのニュースが流れる弁護士事務所。そこに警察に捕まった一人の女。
男二人を殺し、一人を寝たきりにしてしまった。
その人には多額の保険金が掛かっていた。
テレビや新聞や週刊誌は連日の大騒ぎ、稀代の悪女だと。
母親があの先生にソックリねと言う。

ある日弁護士事務所の所長が言う、あの美人の事件は裁判員裁判、女は弁護士を探していると。そして面会に行く事にする、若い弁護士を連れて。
面会室、女は白いファッションで現れる。私を信用できますか、私は死刑制度に反対なの、死刑だけは避けたいと。
かつての高校生、今は若い弁護士になった男と目と目が合う。
拘置所内の女、思い出し笑いをする。手を合わせ祈る。

自称美術コーディネーター、好きな絵はフェルメールの「牛乳を注ぐ女」優秀だった兄は引きこもりになっている本の山の中、パソコンの画面には白いファッションの女の映像。女は弁護を依頼して来る。
勿論あの高校生だった弁護士、午前一時二十五分〜二時十五分までの間にこれだけの事がドラマの中に起きる。

原稿を書きながら振り返りつつ見てしまった。再放送だった。
JUJUの主題歌「ラストシーン」が流れる。
ドラマのタイトルは「聖女」白いファッションの女は広末涼子、高校生から弁護士に成ったのは永山絢斗であった。

多分この二人はこのドラマがキッカケで結ばれる。
広末涼子はキャンドルアーティストと離婚する。そんな現実のドラマを感じた。
まぁ〜どうでもいい事だが。

悪女、毒女、鬼女、怪女、殺人鬼、この頃の事件は怖い女性が主役だ。
事実は小説より奇なりの毎日だ。女性には決して逆らってはいけないのだ。
自民党の代議士橋本聖子がスケートの高橋選手とキスをしてしまったとか。
どーでもいいか。

湘南名物シラス丼で都会人に人気の店「あさまる」が食中毒を出したと記事にあった。
どーでもいいか。

2014年8月25日月曜日

「週末は少年たちを」




八月二十二日(金)東京駅。
長い長い地下へのエスカレーターで総武線へ、六時〇六分発千葉行快速電車。
これがすごいギューギュー詰め、馬喰町、新日本橋、更にギューギュー詰め。

私といえばカバンを足元に置いて両足で挟む、両手は吊り革に、金輪際離さないとしがみつく。何故ならこの間ある高校の先生が痴漢をされたと女性に訴えられてヒデー目にあった。生徒たちの協力で無罪になる、長い裁判の末であった。

スマホをいじる男、男、女、女、体と体が密着する。
ふと思う、何で女性だけが痴漢と訴えられるのか、男だって訴えていいじゃねえか、女性が男の体を触ったらどーすんの。男女平等じゃないかいと。


約二十五分後船橋へ、土曜日に愛する孫(小学二年)のサッカー大会の予選の応援に行ったのだ。朝九時キックオフ、オオー、いきなり孫がシュートを決めた。
ダメ押しの四点目も決めた。42で勝ち、第二試合まで一時間待ち、第二戦はノーゴール、半分はキーパーをした。試合は勝った。そこで帰る事にした。
第三戦は強い相手で81で負けたとか。孫はノーゴール。
でも予選突破、九月六日にまた行く事とした。

八月二十四日(日)午後一時三十分、息子の長男(小学校六年)愛する孫の野球の試合の応援に。孫はいちばんチビだが主将で三番、この日はショート、捕手、そして投手をやった。公式戦は一時間半で終わりだが練習試合なので七回まで、いきなり相手の主将(一番でショート)にでっかいホームラン、エース不調で5点を取られる。
一度は55の同点となるも相手の打撃は相当に凄い。バカスカ打たれる。
相手は70球投げたら交代だ。

孫は第一打席ライト前にライナーのヒット、第二打席フォアボール、第三打席ランナー二、三塁で見逃しの三振、第四打席、投手越えの内野安打、第四打席は左中間にでっかい二塁打、あと少しでホームランだった。
捕手の時二人を牽制のサインを出して殺す、投手の時三塁ランナーを牽制で殺す。
4打数3安打打点5、投手で23分の2で失点5,結局、1610で負けた。


熱心なコーチたちにつくづく感心する、本当に野球が好きな人たちだ。
一人が椅子を持って来てくれた。孫は何度も何度も私の方を見る。
ガッツがありファイトもある。

夜ごはんを食べに来たので、ご褒美に500円玉一個、嬉しそうだった。
気がついた事を私は書いて渡した。
どんなに疲れていようと、私は愛する孫たちの応援に行くのであった。

私の父は51歳で亡くなった。私を応援する日は一日も無かった。
私は少年が大好きなのだ。

そんな中、金、土、日の三日間で400字詰原稿用紙三冊半を書き上げた。
一冊分は既に書き上げていた。断りきれない義理があって近々本を出版する。
230250ページ位になると思う。多分誰も買わないだろうが。

日曜日午前三時十六分、これから新しいブランドを立ち上げている大切な会社の映像用の原稿を書き始める。テレビは通販しかやっていない。
いつものグラスにジンビームのロックを作った。レイ・チャールズの音楽を流す事にした。勿論「愛さずにはいられない」I can’t stop loving you.

2014年8月22日金曜日

「甲子園の犠牲」




八月十六日(土)TBS夜十時〜十一時二十分位までニュース番組を見ていた。
レギュラーのビートたけしが私と同じ意見を言っていたのを八月二十日夜に思い出した。

安住紳一郎というアナウンサーが、たけしさん高校野球は見てますかの質問に、「オイラは見ねえよ、あれはまるでイジメみたいだ、わざわざ真夏の炎天下の中で何百球も投げさせて将来ある球児の肘を壊してしまうんだから」

ゴッソリと重い資料を入れたバッグを右手に、左手に右肩に左肩にと持ち替えてやっとこさ家に辿り着き、「熱闘甲子園」テレビ朝日午後十一時十分〜四十分を見る。
その中で盛岡大付(岩手)対敦賀気比(福井)を見て心底怒りを感じた。
盛岡大付属高校のエース松本くんは注目の投手であった。
最速150キロのスピードボールを投げていたからだ。

しかし松本くんの肘は県大会の段階でボロボロになっていた。
第二戦はなんとか変化球でしのいで東海大相模に43で勝った。
だが肘は悲鳴をあげていたのだ。

第三戦敦賀気比高校に挑み肘をテープでグルグルに巻いていた。
アンダーシャツで隠していたが肘の部分は大きく膨らんでいた。
球速は120キロ前後しか投げられない。まともな投球が出来ない。
強打の敦賀気比高校はメッタ打ちにした。監督は何をしているのか、何の為にいるのか、信じ難き虐待のシーンだ。

結局二回三分の二で9点を取られたところで交代となった。 
161で岩手代表は敗けた。そして一人の将来ある投手が消えた。
朝日新聞とNHKとテレビ朝日はドル箱のコンテンツである甲子園を必要以上に美化し、ドラマ化し、絶叫をし続ける。野手は肘を壊すことはないが投手にとって甲子園は地獄なのだ。殆どの投手はプロに入っても数年で肘を故障する。

ちなみに甲子園の優勝投手でプロ入りしたのは33人(うち8人は野手に転向)通算10勝以上したのはわずか12人。100勝以上となると、尾崎行雄、野村弘樹、桑田真澄、松坂大輔、田中将大の五人しかいない。尾崎、桑田、松坂、そして田中の四人は肘を壊してしまった。

中継するアナウンサーはひたすら叫ぶ、新たな鉄腕誕生ダァー!一人の投手が二日間で300球近く投げたからだ。そしてまた、一人将来ある投手の肘が壊れるだろう。
スゴーイ、根性ダァー!見事な気合ダァー!故郷に届け熱投ォー!なんて叫ぶのだ。

大リーグ関係者は甲子園をクレイジーだと口を揃えていう。
入場式の歩き方は、雨の神宮球場を歩いた学徒出陣と同じだ。
その県の選手ではないのがあちこちから引っ張られて越境入学。
そして戦い終わると自分の県に帰って行く。「甲子園ビジネス」は確実に曲がり角に来ているといえる。今年ほど一年生、二年生の投手が多い年はない。
何故なら三年生の肘がぶっ壊れているからだ。

2014年8月21日木曜日

「合掌」




広島の大災害を見ていると、今日はとてもブログを書く気にはなれない。

何が起きるか分からない世の中、みなさんくれぐれもご注意あれ。
いかなる文明も、大宇宙、大自然の怒りに勝つ事はできない。
日本がポンペイにならない事を願わずにはいられない。

広島で災害に遭った人々に合掌。

2014年8月20日水曜日

「銀座四丁目にて」




去年もそうだった。その前の年もそうだった。とにかく暑かった。
今年はそれ以上に暑い気がする。
熱暑、猛暑、狂暑、炎暑。

銀座を歩いていると、ヘトヘト、ベタベタ、フラフラ、トボトボと人が歩いている。
男も女もガニ股になる。歩幅は狭く速度は遅い。
無言の人たちが、汗と汗と汗でつながっている。気どっている場合じゃない、気どっている場合じゃないわと、かなりだらしなしなっている。

ただ太陽が眩しかったからと、人を殺した男の話があった。
人それぞれに無気味な殺気がある。気温が35度を超すと人間の頭の中からリズムが消えるという。人は音楽を失うとケダモノになって行くという。
ダランダラン、ペタンペタン、ガニ股の角度は広くなって行く。

銀座四丁目、交番前のオープンカフェで汗を引かせるためにアイスコーヒーを飲みながら、行き交う人を観察する。
私の耳鳴りは30度を超すと強烈になる。何十匹もの蝉が私の耳の中で集会を始める。
隣の人に聞こえているのではと思う。
 
交番では若い巡査が何か事件でも起きないかなぁと突っ立ている。
中国人観光客がミヤーミヤーと騒いでいる。
和光の前には一人の雲水がじっと固まっている。
過去の過ちを噛みしめているかの様に。
人と人が一色触発の危険を孕みながら移動している。
 
人間は35度以上になると何も考えずに機関銃をひたすら撃ちまくると言った米軍の元兵士の言葉を思い出す。日本兵は40度以上もあるタコ壺の中で、何百度もある火炎放射機で焼き殺されていった。

去年より、その前の年より、今年は戦争に近づいている。
銀座はやっぱり秋がいい。やっぱり夜がいい。
ブルースが似合うからだ

「隣人を愛せか」



誰が創ったか人間を。
それを科学的に証明は出来ない。
人間が違う言語を持ち、違う皮膚の色を持ち、違う宗教を持った。
人間と人間は永遠に戦う宿命を与えられた。
地球という縄張りを取り合う仁義なき戦いだ。

相手のトップの首を取るのが正しいやくざ者の戦いだが、今世界中で様々な人間の首を取り合っている。政治家の首、軍人の首、スパイの首、ギャングの首、商人の首、金貸しの首、守銭奴の首、性欲者の首、そしてか弱き者の首、若い娘の首までが切り取られる。

文明の発達は人間の退化へと進んできた。
もし創造主というのがいるのならこの主はきっと残忍なのだ。人間を実験しているのだ。今日ある命が明日ある保証はない。
 J・オッペンハイムは「人間はこの宇宙の不良少年である」と言った。

アフリカで発生したエボラ出血熱は、創造主の最終的実験なのかもしれない。
もしこのウィルスが戦争に使用されたら、そう思うとゾッとする。
人間よ隣人を愛せなのだ。

私といえば東京駅から帰宅列車に乗ったところ実に運が悪く、隣に暑苦しい男が座って来た。週刊ポストのヌードグラビアを脂ぎった指でバラバラめくっていた。
当然いきなり缶チューハイをゴクゴク飲み、グリンピースをボリボリやっていた。
首筋に汗がたっぷり浮き出ていた。こんな隣人を愛す事なんて絶対できねーのだ。

幸いにも新橋で斜め前が空いた。私は慌ててその席に座った。
どっと人が入って来た。
「ナイフで切ったように夏が終わった」パルコのコピーが頭に浮かんだ。



2014年8月18日月曜日

「八月十五日に思う」




マジ戦争なんて起きるわけないじゃん。
ウソーヤダヤダ戦争で死ぬなんて、絶対行かねえよ。
えっ、原爆(?)だって、このヒロシマの街今こんなにキレイだしわかんない。
自衛隊っていろんな免許取れるところでしょ。カッコいいじゃん。
あんた行けば、ヤダよ、オレ朝まるで弱いし。……(?)(?)(?)

八月十五日、六十九回目の終戦記念日、正しくは敗戦記念日。
なんでそんなに有名な記念日なのに休日になんねえーの。
十代の若者たちは街でこんな事を口にしていた。
キミに赤紙が来て嫌でも戦争に行かされるかも知れないよ、そんなの無視、ムシ、虫、虫コロコロキンチョールみたいで全くキンチョー感なし。

 ある自衛隊の基地、列車の車両のような中でじっと息をのんでいる隊士、スクランブル、スクランブル、脱兎のごとく駆け出し格納庫へ。
五分後戦闘機は発進。二十二歳の若者、自分は命令に従いそれをするだけ、難しい事は一切考えない様にしています。
希望する所へ就職できなかったので自衛隊に一度入りました。
本物の鉄砲を初めて撃った時、あまりの衝撃に肩を痛めました。と語るあどけない若者。


なんだかんだって言ったって、平和だし、合コン楽しいし、学校まだずっと夏休みだし、でもさあーアベちゃんケッコーキケンじゃないの、チョビヒゲをつけるとヒトラーそっくりだし、な、な、な、カンパイ!ヤッホー!こんな若者ばかりでない事を切に願ったのであった。次の時代をよろしくたのんまっせ。

2014年8月8日金曜日

「いい夏休みを」



ついこの間箱根駅伝を見ていた。
ついこの間梅の花を見ていた。
ついこの間桜の花を見ていた。
ついこの間五月の空を見ていた。
ついこの間ついこの間と思っている八月八日。

400字のリングは八月十八日まで休筆します。
みなさんいい夏休みを。いい思い出を。

2014年8月7日木曜日

「金魚だって焼き魚」




小さな庭にある、小さな池、その中に三匹の赤い金魚がいるのだがあまりの暑さに酸欠を起こし口をパクパクしていた。

このままでは金魚が焼き魚になってしまうと考えた。
何しろ金魚の言葉が聞こえたのだ。アヂー、アヂーと。

で、金魚に詳しい人に相談した。
(一)日影をつくる。
(二)水をチョロチョロ落ちるように出す。
(三)空調の室外機から出る熱風を遮断する。
(四)エサを余りやりすぎない。

小さな金魚も三年経つと立派な鯉のように見える。
賢いことにこれ以上大きくなると生きていけないと小さな池に合わせた大きさにしか成長しないらしい。

東海道線の列車の中に巨大、肥満化した大男が乗って来て私の横にどすんと座った。
黒いズボン、白いワイシャツは汗でぐっしょり。このヤロー随分暑苦しいなと思う。
腹がどこんと突き出てボタンが弾け飛びそうだ。カバンからマンガを出して読み始める。メガネが曇っているがお構いなしでひたすらマンガを読んで、ケッ、ケッ、ケッと笑う。体を揺さぶりだすと私は随分とキュークツになる。

100キロから110キロはあるであろう三十代中頃の男に私の全神経は奪われてしまった。
ブルルルル、男はガンマンのホルダーの様なところから携帯を出した。
このヤローこれで大きな声で話だしたら××にしてやると思った。左手にマンガを見開き。右手でメールを打っていた。すこぶる器用な男だった。ケッ、ケッ、ケッとまた笑った。

小さな池の中の金魚は教えに従って手当をしたので、すこぶる快適になったようだ。
夜、家に帰り懐中電灯で照らしたら赤い血の塊が気持よく泳いでいる様だった。