FMラジオ、J−WAVEに初めて出演した。
小黒一三さんという超人とのトーク番組である。小黒さんは元ブルータス編集長、現在はロハスな生き方を提唱する「ソトコト」編集長。全日空の機内誌「翼の王国」も手掛けている。
二十年ほど前なんとケニアに三つ星ホテルを建てた。
BS朝日の「毎日ロハス日和」も人気、又最近、銀座松坂屋裏の元TEPCO館1Fに「巴馬(バーマ)ロハスカフェ」というでっかい中華料理店も出した。設計は建築家の隈研吾氏で椅子の一つ一つまでこだわっている。コンセプトはロハスで長寿。
巴馬とは中国奥地の村の名前、百歳以上が沢山いる長寿の村であるとか。
小黒一三さんの「LOHAS TALK」は月〜金曜、午後8:40〜8:50まで、10分間の番組である。今まで出演して来た人はあらゆる業界のトップランナーたちばかりであった。
私ごとき場末の芸者、ただの小作人にはまぶしい舞台である。私がある企画展を六月に行うというと、その内容と資料を一読、そして即決。そして俺の番組に出てよ、後は担当から連絡させるから、でお酒となった。何しろ人脈の巨大な塊。
千年の大木の根の如く深く広く遠くまで繋がり絡み合っている次から次へとビッグネームやビックリ話が飛び出す。桁違いの人である。きっと坂本龍馬はこんな人であっただろうと思う。人の見る角度によって万華鏡の様に変わる。
その人柄というか人格というか、何か魔可不思議なオーラに吸い込まれるのだ。
眼光は鋭く一発で相手の値打ちを読み取るのだ。
笑っている様で笑っていなく、怒っている様で笑っている。「巴馬」にはあの梁山泊の様に才人、怪人、奇人が集まって来る。中国風の格好の時は壇一雄の「夕日と拳銃」の主人公伊達麟之介の様でもある。北から南、そして世界のアチコチその行動力は広くて素早い。
一カ所にいないのだ。
六本木ヒルズに行くとセキュリティチェックが凄く厳しいのに驚いた。
無能な私の有能なデスクの女性とこのイベントのパブリシティを担当してくれる女性を用心棒にして行った。二人とも身長170㎝以上で頼もしい。これでも私は気がとても弱いのだ?。
そこにいかにも小黒一三さんを担当している感じの若い女性ディレクターが登場、その仕事っぷりの早くて的確な事、どうもとソファーにどっかり小黒一三さん、レジメを見せていただきイザ本番。
小黒一三さんのトークの無駄の無い事。
50分オンエアーに対し、収録は約一時間、無駄は一切しない事となっている様だ。超多忙な人だし、さっとやってぱっと終わって、じゃあまたよろしくとエスカレーターに乗って消えて行きました。J−WAVEは人気のあるラジオ局、ヒルズの中はアメリカのオフィスの様、どこまでも洗練され広く若々しく活気に満ちていた。
ラジオの反響恐るべしであった。
ちなみに東北の大震災の時人々が頼りにしたメディアNO.1はラジオ、約46%。テレビはわずか10%であったとある調査結果がでた。
番組はこちらより聞けます/収録の様子もみれますよ!
http://www.j-wave.co.jp/blog/lohastalk/2011/05/podcasting270.हटमल
さて、ご報告をいたします。
6月2日〜8日まで渋谷東急文化村1Fギャラリーにて身を粉にして実現出来た日本初の企画展「あかるい鬱展」を行います。ブログはしばらくお休みさせていただきます。
よろしければ是非お越し下さい。会期中はほぼ居る予定です。