的(まと)にかける、という言葉がある。その逆に的(まと)にかけられているという言葉もある。これはある目的を持ってジャマ者を消す、あるいは誰れかの命令によって、消されようとしている状態をいう。分かりやすくいうと暗殺であり、謀殺であり、突然その姿が見えなくなったりする。そして忘れられた頃、山の中で白骨で見つかったり、海の底で見つかったりする。恐い世界といえばヤクザ者の世界だとひとビトは連想するだろうが、「ゴルゴ13」(ゴルゴ・サーティーン)のような事が、日々世界中、そして日本でも起きている。世界の政治史は、暗殺の歴史でもある。国内の自殺者の中には、死人に口なしと、的にかけられて自殺に見せかけられたのも多いはずだと、推測されている。アメリカのトランプ大統領の狂ったような言動を見たり、読んだり、その顔の表情、体から出ている空気感を見ると、的にかけられていることを知った人間特有の脅えが見てとれる。前の大統領の時のような、オチャメでファンキーな姿がない。どことなく疲れている。自分の仕期はあと3年数ヶ月と限られている。不動産王になる前は、失敗が続いた。資金を援助してくれたのは、ロシアの財閥だ。(後にプーチンがいる)でもってトランプはロシアに頭が上がらない。専門的な口出しはされたくないから、訳の分からない、政治のトーシロ(素人)ばかりを側近にした。バカでアホだから裏切らないと。世界最強といわれるロシアンマフィア、麻薬戦争を繰り返す、コロンビアをはじめとする南米マフィア、メキシコマフィア、イタリアのマフィアや欧州各国のマフィア、中国のマフィア、アジアのギャングや中東の諜報機関、早い話世界中から的にかけられている。つまるところ、的にかけてこないのは、日本国だけだと思っているはずだ。トランプ大統領にも家族がいる。かわいい孫もいる。とてもファンキーな気分にはならない。顔にそれが出ている。又、相当焦っている。何故ならいつまでも待ったけの時間がない。大ヒットした映画「仁義なき戦い」の中で、主人公の男が先輩の男にこう言う。「◯╳ちゃん気ぃつけなや、的にかけられる者より、的にかけている方が強いんよ」と。貿易とは戦争である。カナダのトルドー前首相、そして現在の首相は、根性者だ。トランプ何するもんだと脅しに屈しない。さて、我が日本国といえば、チンケな(小さなこと)話ばかりだ。政治家としての度量、器量、才量がない、そして決定的なのは美学が不足している。ネチネチ、ベトベトとした話し方で、すぐに謝る。この人間には根性がない。脅されるまま従属して行く。ディール(取引き)とはトランプのポーカーゲームと同じで、相手の手の内、心の中を読み取るゲームだ。降りるか、降りないか。どう降ろさせるか。それを顔に出したら負ける。“ポーカーフェイス”とはこの事をいう。自分の手はワンペアだが、平然と金をつぎ込んで、相手がこりゃきっと凄い手だ、と思わせて降ろさせる。終ってみれば相手の方がみんないい手であったする。トランプ大統領は、その名の通り、トランプゲームをやるカジノ経営に大失敗した過去がある。トランプという名の持つ宿命と運命的なものを感じる。本当は気のやさしいオジサンなのかも知れない。孫たちにとって大好きなグランパなのだろう。随所にそんな気分が伝わってくるのだ。深夜、「寿ガールズバンド」(AI?)という若い女性のロックバンドのPVを見た。実に面白い。政治ネタばかり。石破茂とか、財務省とか、与党、野党をオチョクッテ小気味いいロックバンドだ。♪~ 史上最悪の総理の座 しっかり守り抜いてくれ! がんばれ 石破さん! 総選挙でバイバイするまで がんばれ 石破さん! もっと国民を怒らせて! がんばれ 石破さん! このまま7月まで突っ走れ!……。♪~ 財務省解体! 止まらないこの声 「財政赤字」って どの口が言う? 税収、過去最高、バランスシートは黒字 増税の痛みにもう我慢ができない……。こんなロックを初めて知った後、映画「ぼくが生きてる、ふたつの世界」を朝まで見た。久々に泣けた。すばらしい映画だった。詳しくは後日に。セブンイレブンの“塩豆大福”を二つも食ってしまった。久々に甘栗も食べてしまった。ガキの頃、大きな鉄鍋の中でかき混ぜながら焼き上げる天津甘栗が大好きだった。(文中敬称略)
※寿ガールズバンドの曲
「おい!与党! “悪政やめろ!”」「おい! 減税せよ!」「おい! 国会! Wake UP!」「石破首相の楽しい日本...? ”石破さんへのお願い••••!」「財務省解体! 止まらないこの声!」等々。
「おい!与党! “悪政やめろ!”」「おい! 減税せよ!」「おい! 国会! Wake UP!」「石破首相の楽しい日本...? ”石破さんへのお願い••••!」「財務省解体! 止まらないこの声!」等々。