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2010年2月25日木曜日

人間市場 イヤイヤ市

ヤァー、ヤァ〜、イヤァ〜にも聞こえた。

朝からうら若きイヤァ〜の連発。続いて、イエス、イヤップ、ワァ〜、イヤイヤ。
実はこれカーリングの事。今やフィギアに次ぐ大人気スポーツだ。
私はルールが全く判らない掃除のお姉さんがダスキンに替わって一生懸命スケートリンクを箒でお掃除しているかと思っていた位だ。ルールを知った仲間たちが面白いね、頭使うんだね、凄いよ虜だよ、ハウスに入れてコスりにコスってイヤァ〜、イヤイヤなんて声だけ聞いていると妙な色気を感じるんだ、なんて訳の判らない事を言う不謹慎な奴も多い。ナンボ説明されてもスポーツと掃除の関係が不明だ。

冬のオリンピックは陸と違って本当の命がけ。私たちは一日の中で一秒など何の関心もなく無駄に過ごしているが0.001秒の差に勝ったり負けたりする。
0.79秒の差で銅メダルが取れず四位になった選手の涙。三位と四位の差の大きい事。スケートの靴が切れてグシュグシュ泣いた織田信長の血脈の選手、信長が泣くとあんな感じかなと妙に信長が身近に感じた。

種目が増えてルールが判らないのも多い。しかし人間の可能性とは凄いものだと選手の人たちに敬意を感じる。国の恥さらしだと言われた選手の名が国母という皮肉。初めは最低と言っていた人が競技が終わり口から血を出している姿を見てステキ、カッコイイ、ヤルデナイカと変化する国民性。きっと国母は、ウッセイナ、バーカ、アホ、ハンセイシテマセーンなんて内心思っている。

何しろ一貫性が無いのが国民というギャラリーたち(どの国も同じ)。同じ頃にタイガーウッズが記者会見。古来より下半身の事は武士の情というのがルールだ、千人切りを豪語していたディック・ミネなんて歌手がいた。

趣味はSEXという元大臣(今や自民党の総理候補)もいた。ある雑誌のインタビューであの安藤昇元組長が八十歳まで現役だったよ(今、八十三歳)六十五歳で三人目の子供をつくった。何でもサザエの肝が一番効いたとか申されてました。又、日本人はもっと肉を食べろと。男の色気と殺気のオーラです。
色気のある男は立ち食いそばとかアンパンとかおにぎりとか讃岐うどんから生まれない。新橋にポンヌフという立ち食いそば屋がある。そこにうす暗い集団の後ろ姿がゴッソリいるどこかエロ本なんかを立ち読みしている様に見える。

正直気持ち悪い、唇を油こくして楊枝をくわえて出てくる。あの唇でキスでもされたら私が女なら下を噛んで死ぬかもしれない。(私も一人そっと食べる事がある)
コナカのスーツ、クラリーノの靴、ユニクロのシャツ、立ち食いのそば、コンビニでエロ雑誌の立ち読み、これを女にモテない五点セットという(?)。
で又、テレビに目を向けるとイヤァ〜、イヤイヤ、イヤ〜とスイスの選手(サード)凄い美人高い鼻にピアスがキラリ、鋭い目、そんな目で見つめられたらイヤ。

画面は変わって浅田真央と黒づくめで恐そうな外人コーチ、愛知県スケート連盟会長の丸太い顔。キム・ヨナとの戦いはミスした方が負けと思いますだって。(当たり前だよ)
私はキム・ヨナの大ファンなんです。口の中に顔がある様な安藤美姫は苦手中の苦手。しかし日本人としてはやはり日本人を応援しないといけないのだろうか。四分半に世界中が息を飲む。我が家は全員浅田真央ファン。私は一人小さなテレビの前に行くのです。頑張れキム・ヨナ、気高く美しい色気があるスケーターだから。
団地の中の公園を掃除している様にイヤァ〜、イヤァ〜ヤメテ、トマッテと日本VSスイスの試合は進んでいる。

日本国の国会というリンクには寒々とした空気が孤風となって流れている。
こっちの方が心からイヤだ。減点だらけ。

2 件のコメント:

sakon さんのコメント...
このコメントは投稿者によって削除されました。
sakon さんのコメント...

カーリング、まさにこの冬一番に脚光を浴びたスポーツですね。深いです!日の丸代表、最後まで諦めずに頑張れ!!
国会は最悪です。。見る時間が勿体無いです。。悲