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2010年11月5日金曜日

湘南の嵐便り 「日本重病」


長い人生で付き合う相手を間違うととんでもない事になる。
一、時間にルーズ
一、女にルーズ
一、金にルーズ
一、金を出す根性がなく手に持っている金が無くなる恐怖人間
一、仲間を裏切る、そんな人間はペラペラしていても誰からもリスペクトされない。

※イメージです


人のいないところで社員を土下座させバインダーで頭を殴る紳士服安売りメーカーのオーナー。
あらん限りの言葉を使ってとことん追い込む安売りファッションメーカーのオーナー(別名鬱製造メーカーともいう)
そこの窓から飛び降りて死ねと絶叫する大手警備会社のオーナー。
会議の内容が気に入らないと鈴を鳴らして会議を終わりにする大手スーパーコンビニのオーナー。


※イメージです

この人々に共通しているのは成功させたのは自分一人であり「オマエラはアホだ」と思っている事。また高コンプレックス、低思想、低哲学、低学問、低宗教、日本人というより資本主義の過渡期が生んだ「低人」である。
※イメージです


世界は中国、インド、アジアの台頭で著しく情勢が変わっている。
益々日本外交の「低人」さが世界の笑いものになる。
10年後、20年後を予想出来ている政治家も学者もいない。


私が会社を創ってからお金を貸してもらった事は銀行や金融機関以外二人しかいない。
一人は長い付き合いの男だった、会社を創って間もなくどうしても10万円が必要だった。

中野坂上でその10万円を受け取った時なんと借用書を書かされた。
以来友人からは絶対借金しないと決めた。

もう一人は親友から紹介された、会社を創ったばかりの30代後半の広告代理店の社長だった。まだ人から紹介されて二ヶ月程なのに私が映画への夢とロマンを語ると判りましたと言って直ぐ一千万を振り込んでくれた。

生涯忘れぬ思いであった。何としても映画で借りを返さねばならないと思っている。
若いが腹の太い東北人だ。この人の為には何かあったら一千万分以上の命を掛けねばと思っている。


人間から野心や野望や夢やロマンが無くなると仕事の相手の電話に向かってヘイコラ頭を下げる様な男になってしまう。



私の愛する二人の兄弟分はこんな時代に敢えて銀座の高級クラブで美人相手に遊んでいる。
これは人脈への投資、遊ばない人間は決して一流になれない。
幕末の坂本、高杉、伊藤、山縣、井上、後藤達の様に。

そこは人物の重みや情報の入手の重要な場所でありお互いの力量を計る場所なのだ。
時代を動かした若き男達は皆遊びの達人であった。そして女性にモテたのだ。


ケチな男にはケチな人生の終わりしかない事は歴史が証明している。
若者よ借金せよ、借りに来て女性と遊ぶなら出してやるぞ(?)




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