ショパン作曲「バラード第1番ト短調」を聞きながらと言うと少しはクラシックを知っているのか、と言われるそうだが、正直クラシックはベートーベンの「運命」とか、「第九」くらいしか知らない。ピアノ曲の中でも難しい曲の代表と言われているのが「バラード第1番ト短調」だと言う。BSドキュメンタリー番組「私を救ったショパンのバラード」イギリス制作、2013年9月6日の番組を録画したDVDを見た。東日本大震災の後、日本の一少女とイギリスの青年の心の行き場を追ったドキュメンタリーだった。その主題曲がショパンのバラードで、番組のラストに超絶的テクニックでピアニストが鍵盤の上に指を動かす。浅田真央さんがこの曲を好んで使い銀盤の上をスケーティングする。その映像もインサートされる。病んでいる青年は音楽家を目指している。大津波の映像は何度見ても信じられない自然の怒り(?)だ。少女はその中で希望を追う。九州・八代出身の八代亜紀が歌った曲がある。♪~雨々 ふれふれ もっとふれ~♪というフレーズで大ヒットをした。皮肉にも九州地方がとんでもない大雨の被害にあっている。毎年、毎年繰り返される。アメリカは地球温暖化防止を世界の国々でやって行こうという“パリ協定”から脱退した。屋久島猿が沖縄の施設から脱走して麻酔銃で撃たれて捕まった(全匹)。屋久島に行ったとき、やたらに屋久島猿が出て来た。体型は小さい猿だが、かなり闘争心が強く、決してガンを飛ばすな(目と目を合わせるな)と言われた。施設の担当者が鍵を閉めるのを忘れたらしい。いよいよ今日は参議員選挙が告示される。過日深夜1時頃フリーのライター須田諭一さんと仕事の後、少し腹が減ったねと赤坂の路地裏の焼肉店に入った。小さな店で2階にあった。客が3組居た。私たち2人の斜め前に山本太郎議員とその秘書らしき人。2人の前に中年の男。私のイメージでは、熱弁をふるう山本太郎がイメージされたが、意外にも、とても静かに目の前の人の話を静かにじっと聞き入れていた。「アレッこんなだっけ?」と思った。牛タン塩、カルビ、ロース、サンチュなどを食べ2時半近くまでいたが、山本太郎はずっと静かだった。「えらい違いだね」と須田さんに言った。政治とは演説であると言う。“れいわ新選組”がブームを呼ぶのは間違いない。アメリカの大統領選は、ハリスという女性の上院議員が相手になれば、トランプは勝てない。強力なディベート力を持っている。80歳に近いバイデンとサンダースの支持率は急降下している。自民党内だけで選ばれた我が国のリーダーは、G20でウロウロするばかりで、トランプからシカトされ、板門店から北朝鮮に入った。トランプは負ければ刑事訴追される可能性がある。湘南ライナー21時40分品川発、前から3番目、隣りに32、3歳の女性と男性。男は氷結を飲み、女性はトロピカーナを飲んでいた。2人は大きな袋の中から“ゲンコツセンベイ”を出して食べ、喋りまくり、笑いまくり、異臭を車内に放散させた。ゲンコツはとにかく食べる音がガリガリ、ガリガリうるさい。足を組んでいたので、トイレに行くオヤジが私の足にぶつかって行った。確かに組んだ足が通路側に出ていたので私の非である。ガリガリ、ウルサイ“ゲンコツセンベイ”は大船駅で止まったが、まだキャーキャー言ってゲンコツを食べ合っていた。「ウルサイ、クサイよ」と小さく言った。シュンとしてバッグの中に残りのゲンコツを入れた。嫌なオヤジ、バーローと顔に書いてあった。トイレから男が戻って来たので足を中に入れた。日本人は泣く子と地頭にはかなわないの言い伝え通り、現代の若者は女性には何も言わない。家に帰り「ヘンリー」という実話を元にした古い映画を見る。この主人公は母親が、子どもの前で体を売るようなことをして金を得ていた。ヘンリーはそれがトラウマとなっていたのか、あるいは生まれつきの殺し愛好者か、娼婦や罪なき人たちを次々に殺しつづける(300人以上の女性を殺害したと言われている)。この頃「ただ人を殺したかった」そんな動機の事件が多い。夫が妻を、妻が夫というのも多い。近隣同士も多い。生活音の嫌悪を長年感じていたとか、ペットが嫌いだったとか。東海道線の列車内も、街の中も、近隣もイライラ、ムカムカが積み重なっている。ヤバイ世の中なのだ。ゲームで育った世代は、日常的に残酷な映像シーンをYouTubeとかで我れ先にと見ていて、感覚がマヒしている。神経的肉体感覚にスリ込まれている。やることを失った定年後の人たちも、YouTubeというのを見て殺意をタメ込んでいる。老人たちがオドロシイ世の中である。ストレスをタメ込んだ教師たちや官公庁の人間のスケベな事件も多発する。雨、雨、雨、ずーっと続く雨を「淫雨」というらしい。淫乱な雨なのだろうか(?)。体がベタベタして気持ち悪い。災害には、自助、共助。公助が必要なのだが、「近助」という考え方の、ふだんからの定着も必要だ。♪~とんとん とんからりと 隣組~♪という歌がむかしはあった。近隣とは「淡交」を旨とせよと言うが、この頃は「無交」が多い。日本は世界一の森林国だが、そのメンテナンスをして来なかったツケが出る。ゲンコツとトロピカーナのガリガリ女性は、私の足元に置いてあったカバンを蹴飛ばすようにして藤沢駅で降りて行った。それにしても不快指数100が続く。不眠症なのでさらに眠れない。「告発者」という不気味な映画を見る。医者が看者の若い女性に注射を打ち、モーローとさせて犯し続ける。そして告発される。合コンなどをしているとき、女性のドリンクにクスリを入れてモーローとさせて一人、二人で犯すという、ドラックドリンクを使ったバカヤローな犯罪が続く。自分のことは自分で守ることを心がけて行く世の中となってしまった。今日も激しく雨が降り続ける。八代亜紀はしばらく♪~雨々 ふれふれ~♪は歌えないだろう。(文中敬称略)
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