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2019年8月23日金曜日

「ラムネの泡」

ガキの頃、ラムネの中のビー玉は、どうやって入れるのか分からず謎の炭酸飲料だった。昨日、ある場所で人と会っていた。午後1時頃、そこには出店があって冷え冷えのラムネを売っていた。老人夫婦とおぼしき二人が仲良く竹の長椅子に座ってラムネを飲みはじめた。メガネをかけた男の人は薄茶色のチノパンに、皮のサンダルであった。大きな英文字の入った白いTシャツは、首の部分がかなりヨレていた。ご婦人はジーンズの太いパンツに白いビニールのサンダル。白に黒のドット模様のTシャツを着ていた。二人はラムネを掴む、屋台のような店の主人がラムネの栓をポンと叩くと、ブシューっとラムネの泡が出た。二人は私の隣りに座って、ひと口飲んだウメェ〜ッとは言ってなかったが、ウマそうであった。私は足を組んでガラケーを使っていた。メロンソーダが大好きなので飲んでいた。暑くてむし暑い。待ち人である相手が来るには少し時間があった。と、その時隣りの男の人がラムネを一気飲みしすぎたのか、むせかえりブオッブオッと泡を口から出し、鼻の二つの穴からも泡が出て、メガネの下の目からは涙を出した。ご婦人がトートバックの中から小さなタオルを出して、「ユックリ飲まなければ」と言ってやさしく、目の涙、鼻の穴、そして口まわり、チノパンについた泡をふいてあげた。なんだかいいシーンであった。8月10日中止となった、茅ヶ崎の花火大会が近々実行されると聞いた。ラムネは大人気で屋台が何軒も出る。炭酸飲料を飲む前は、決して瓶を振ってはならない。週末にぜひラムネを楽しんでください。待ち人は二人で来た。二人とも缶ビールを飲み出した。私はノンアルコールビールを飲んで、ある企画について話を始めた。日韓のGSOMIA協定が破棄された。これにより、アメリカは日本に、どんどん防衛予算を求めてくるだろう。日本はラムネを一気に飲まされたようになり、泡を食っている。我々の税金が鼻の穴からあふれ出て、目からは涙が出てしまうのだ。今どき半グレでも身につけてない、金の腕時計を右手につけて、握手をした。我が国の外務大臣のセンスに、「こりゃダメだ」と思っていた。
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