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「健康のためなら死んでもいい」と迷言をはいたのは確か健康オタクのサンプラザ中野というミュージシャンだった。
過日NHKのクローズアップ現代で「何をしていいのかわからない団塊の世代」をテーマに取り上げていた。その数800万人とされるその世代は何をしなくても健康にだけは関心が高い。
ケンコーコムというところの売れ筋商品によると、
①かの蜂・国産百花蜂蜜2,571円。
②うるアップコラーゲン470円。
③有機麻の実ナッツ1,410円。
④ミヤリサン錠630錠1,048円。
⑤チオビタドリンク50本3,200円。
⑥ヤクルトまろやかケール60袋2,553円。
⑦ザバスウエイトダウンプロテイン4,458円。
⑧ネイチャーメイドマルチビタミン&ミネラル2,180円。
⑨森川健康堂プロポリスキャンディー500円。
⑩麻布仁一番搾りフラックスオイル1,080円。
もしかして健康オタクの人はこれを毎日利用、服用しているのかもしれない。
何よりこの頃の売れ筋はED治療薬のバイアグラとか、レビトラ、シアリスがバンバン売れているのだとか。
一日中ゴロゴロしていて何もせず、メシばかり食べているかつての企業戦士を見ると殺意すら感じると奥さん、カアチャン、ママたちは言う。
何かしなさいよ!といってもあー、その内とか言っては昼から酒など飲んでいるオトーチャン。
それでも健康で長生きしたいとインターネットで健康食品をオーダーする。
こんなもん飲むより外に出て歩いて来なさいよ、マッタク嫌になっちゃうとコボされる。
健康食品の市場はなんと、1兆9000億とか。
バイアグラを買ってどうすんのと思うのだが、オカアチャンが満足しているかは不明だ。ひょっとして、ひょっとしているのかもしれない。
家ではゴロゴロしているが、ひと度外に出るとビンビンしているのかもしれない。
まさかウチの宿六にそんな事出来るはずはないと思っているオトーチャンがアブナイ度は高い。
世の中に役立つ事をどんどんやってほしいと思う。
健康食品で効果が上がったという人は私の周りにはいない。
全国の男女9万人の調査によると野菜を沢山食べる人は「鬱」になりにくく、自殺率はグンと下がるという数字が発表された。食事による治療法が研究されている。
本当かなと思うが本当なら悩める人々よ、ベジタブルだ。
野菜といえば先日「トマ美ちゃん」なんていう健康食品メーカーが全然効果なし警告を受けた。「眠っている間にダイエット」を売り言葉に50億近く売り上げていた。
眠っている内にダイエットだとしたら何ヶ月かで体が骨と皮だけになってしまう。
そうか、健康オタクは健康のためなら死んでもいいんだ。
コラッ!朝だ、起きて今日は何かしろ!
ゴロゴロしてないで公園の草でもむしれだ。
何!屈み込むと腰が痛いだと。