どんぐりころころどんぐりこ、小池にはまってさあ大変。
一夜にして政界は小池百合子によって、どんちゃん騒ぎとなってしまった。
「着眼大局、着手小局」は戦さの基本。
まず大きな絵図を描いて、次に隅々にある小さなことに手を打って行く。
青臭い理屈や理想論ばかりを、やっている民進党を、まるごと手にする方法を考えに考え抜いていたのだろう。
これ以上やりたくない都知事にオサラバし(?)すってんてんだった”失望”の党を正に希望の党にした。
民進党の軍資金と組織力もいただく。
まいにち国会法を読んで法の抜け道を考えた。
権力と添寝する女性と言われて来た。
小沢×細川×小泉から権力奪取の方法を学んで来た。
戦国時代ならこんなことは当たり前であり、父と子が殺し合い、兄と弟が殺し合い、母は我が子を殺した。
血で血を洗うのが権力争いだ。
勉強ばかりしていた民進党の人間には思いもよらぬ政変に、もはや反対論を言う人間は、嫌なら出て行って落選すればと言われる。
前原誠司にしてはよく大勝負にかけた。
これも安倍晋三政権には、これ以上やりたい放題をさせないという気持ちがあったのだろう。
あわよくば内閣総理大臣を狙っているのは間違いない。
さあ、どうするどうする、日本国中に希望の党と描かれた線の旗差し物がこれでもかと動きまわる。
大義なき解散をしたツケがどっと出た。
片や大義なんてあとからついて来るとばかりに、自民党のお株を奪ってしまった。
政治評論家、政治アナリスト、政治部記者、弁護士いつも出てくるメンバーも、”ビックリしたなあもう”という顔であった。
はり政界は一寸先は闇である。
私が応援する人に、油断大敵、地域一人ひとりの方々に誠意を持って接するのが、何よりの策である
敵方を寄せ集めと声高に言うと反感がかえって来る。
政策を語る堂々たる姿がなによりの武器である。
政界はこれから、まだまだ第二章、第三章へと続く。
(文中敬称略)