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2011年10月31日月曜日

「バカをバカというバカ」


野球バカだったあいつ。
サッカーバカだったあいつ。
釣りバカだったあいつ。
ロックンロールバカだったあいつ。

仏前で死んだ親友の遺影に向かってバカヤロー何で死んでしまったんだ、何で逃げなかったんだと泣き叫ぶ親友。バカは最高の友情の証し。認め合う言葉でもあるのです。

民主党の平野復興相がバカという言葉をいったのを揚げ足をとって、それ国会追及だ、任命責任だと大騒ぎ。

かつて吉田茂が国会で諮問者に向かってバカヤローといって解散したケースもある。

言葉は生き物でもあるのです。
 1020日の朝日の天声人語や読売の編集手帳もこりゃ言葉の危機とかんじたのかこの頃言葉が息苦しいと書いていた。

言葉の揚げ足をとるのはガキのやる事、
「聞いちゃった、聞いちゃった、先生に言ってやろう」と小学生の頃すぐ告げ口をする奴がいた。

亡き向田邦子さんがもし「バカ」が差別用語になったら放送作家を辞めるわと、ある対談で言っていたとか。

向田邦子さん

バカと言われる様になれば一人前なのだ。
出て来い、バカ、バカ、バカ、私はバカが大好きなのです。

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