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2012年9月21日金曜日

「チャラの話」

 


JALだけには乗らない事を決めた。
何故かといえば不吉の火の色が赤々と見えたからだ。

会社更生法からわずか二年余りで再上場を果たした。
京セラの稲盛和夫会長の経営手腕と言うがやった事は大量のリストラ、不採算路線の廃止、ジャンボ機の売却等々である。確かにナショナルフラッグとして何もかもやりたい放題であった。
それを大鉈を振ってスリム化し、意識改革したのは持ち前のアメーバ経営です。

企業の再生人としてはやはり凄い人なのでしょう。
不吉な火の元は5200億円の債務をチャラにしてもらった事です。
私たち零細企業は借入金をチャラにしてもらう事は有り得ない。
とことん追い込みをかけて来るのが金融機関である。

例えは悪いが銀座のBarや八重洲中央口の焼鳥屋さんや東銀座のおでん屋さんのツケをチャラにしてくれといっても100%通らない。バンス(ツケ)を背負ってくれた女性や脂まみれで串入れをする親父や開店時間中おでんの種を二本の箸でひっくり返しを繰り返す女将さんに迷惑をかけてしまう。

ツケを支払わず他の店で飲んだり食ったりしていたら必ずバチが当たる事となる。
ツケを背負わせた女性の怒りはジャンボ機一機位を炎上させる程なのだ。 
JALがチャラにしてもらった5200億は預金者の血と汗の生んだお金だ。

再上場でしこたま儲けた者たちがいるのは当たり前田のクラッカー。
誰が一番儲けたかは言わずとも分かる筈だ。その夜家に帰ればグレーの封筒が来ていました。
請求書在中とブルーの判子が押してあります。決してチャラにしてくれない飲み代です。

JALが大事故を起こさない様に願います。
私の霊感は恐い程当たる時があるのです。先日横綱白鵬が前頭栃煌山に負けるとズバリ当てました。

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