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2013年2月20日水曜日

「犬だって」




雑誌アエラ(AERA)を読んでついに、ここまで現代社会は来たかと思った。
それは「犬」が心の病といわれる「鬱」になっている。
 
犬がなんと抗うつ薬を飲んでいるという驚きの記事があった。
勿論原因の殆どは飼い主にある。
ベタベタした過度の接し方、人形ではあるまいし着物やドレスを着せる等の過剰な愛情?服従させるのがしつけとばかりに命令を下し更に暴力を加える行為。
また、室内犬を外に出さずに家の中を牢の様にしてしまう間違った生活。
犬は言葉を出せないから、常同行動をしてストレスを示す。
自分の尾を噛んだり、お腹を傷つける自傷行為を繰り返す。
中には幻覚を感じたり、無気力になり一日中ぐったりしてしまう。
獣医に来る犬の鬱患者が増加しているという。

ある新聞記事によると、飼い主にとってある時は「うちの子」であるが、ある時は「ただの物」にしてしまうという。
例えばある夫婦が離婚する事となった。
さあ、愛犬をどうするか、夫は君が持っていけと言い、妻は私はいらないわとなる。

更にこんなケース、夫が転勤になった、行き先では犬が飼えない、それじゃどこか遠くへ行って捨ててしまおう。

そんなこんなで昨年だけでなんと25万頭の犬が捨てられ殺処分となった。
ネグレスト(育児放棄)が遂に犬社会まで及んできた。

先日、私の会社の社長の犬が病に勝てず家族に看取られ13年の人生(犬生かな)を終えた。家族同然であったのだから意気消沈している。それが正しい飼い主の姿だ。
亡くなった犬君もきっと幸福でしたといっているだろう
犬や猫を飼う人、ペットを飼う人は十分な覚悟が必要なのだ。


福島県の犬は放射能が恐いといって外に出してもらえない。
当然殆どの犬が鬱状態なのだろう。犬たちも脱原発なのだ。









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