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2015年12月1日火曜日

「先生は100点」




大音量、大熱唱、大絶叫、プラシド・ドミンゴとホセ・カレーラスを足して2を掛けたようなマイクも壊れんばかり(殆どマイクナシ)の歌声を6時間聞いた。

生まれて初めて六本木の高級カラオケ店に呼ばれたので言った。
私はカラオケは苦手中の苦手なので6時半から12時半まで聞き役だ(聞くのは大好き)。
指定されたお店に入るとそこはまるで高級ホテルの様であった。
大人数から少人数まで多種多様。

3時間の時間制であった(後3時間はすぐ側の2軒目)。
何しろ初めて。で、大音声の曲の大パレードが始まった。
玉置浩二、越路吹雪、松山千春、尾崎紀世彦、ビートルズ、レイ・チャールズ、北島三郎、宗教歌、浪曲、歌謡曲、唱歌、映画主題曲。

もうなんでもござれ「もののけ姫」の主題曲に至っては裏声から一気にテノール、ソプラノまでそれはそれは絶品で100点満点が出た。
私は知らなかったが、初めてとか。全然知らない若者カップルは、信じられない、スッゴーイ、スッゲェーと大興奮。新婚さんみたいでおなかに赤ちゃん。
ビックリ仰天キーポッポみたいにオッタマゲ100点初めてみたーといった。

私といえば歌声の主の隣で耳の中から脳天までガンガンになった。
人間の歌声はこんなにも、もの凄い声が出るのかと思った。
内臓が鷲掴みされたので現在胃の中にモノが入らない。

6時間近く人の歌を聞くのは初めてであった。私は苦手なので一曲も唄わない。
歌は世界をつなぐ、歌は凄い、歌を聞くのは重労働であることを知った。
その数3人で約80曲。

何故かテレビの画面スクリーンでは若い女性が一枚一枚、また一枚と服を脱ぎ、最後は修正無しの全裸となった。「無法松の一生」の歌の画面にであった。
男松五郎と若い女性のヌードはすこぶるキッチュであり、シュールでもあった。

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