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2010年2月10日水曜日

人間市場 明方市


相変わらず下手な文章を書いたり落語を聞いたり古い映画を観ていたら朝四時半近くなっていた。新聞を取りに外に出る。内閣支持率が各紙出るだろう、それを読んで一眠りするかと思った。

朝日、読売、日刊スポーツをざっと読む、テレビは付けっ放しにしていた。皇室アルバムをやっていた。あのウンザリする程の小沢報道はすっかり静かになっていた。朝青龍の記事はなくインド洋で給油活動を八年していた日本の軍隊(自衛隊ともいう)が静かに役目を終えて帰国していた。

あれ程インド洋の給油を止めたら大変だ、日米関係は大事件だなんて言っていたのにまるで感心なしの内に終わっていた。

沖縄の基地問題の方が今や大問題と大騒ぎだ。相変わらずのワンパターン大マスコミ報道だ。日本と米国はとっくに話の骨格は出来ている。政権交代した瞬間から話は進んでいるのだ。アレコレ観測気球を上げる一応の芝居だ。米国も怒っているぞなんて芝居をする。問題は辺野古の埋め立ての為に山をゴッソリ買い占めている恐い筋の人への問題、残土、セメント、テトラポット、コンク リート、ダンプ等、砂利一個でもこの人たちのOKがないと次の話が進まない。
小泉、安倍、福田、麻生、オイシイ思いをしようと思っていた者共をどう黙らすかだ。小沢の問題もその延長にある。米国も勿論そのオイシイ料理を食べるためにナイフとフォークを持っている。米国は別にどこだっていいのだ。日本というジュウジュのステーキさえあれば血の滴るレアで食べようと思ったのが少々ウエルダンになっただけなのだから。

日本は今、山口組という巨大マフィア化した組織に支配されているのだ。表層だけしか書かないマスコミもその支配下だ。小泉はバリバリの稲川会、バリバリの韓国マフィア系、それと山口組、住吉会等の戦いなのだ。日本を俯瞰的に支配しているのが米国(CIA)なのだ。親中になった者は消される。田中(角)、竹下、金丸、そして小沢だ。ただ田中の頃と違って中国は今や世界チャンピオンだ。だから米国もプレッシャーがかけにくい(米国債を一番買っているから)。

内閣支持率もこんなもんだろうと思いつつ新聞を読んでいて、何て旅行の広告と本の広告が多いのだろうと思い新聞ごとにメモをしてみた。
朝日だけ見てみると、一面(本)二面(本)三面(本)四面(本)五面(日本酒+通販)六面(学校)7面(旅行)八面(通販)九面(旅行)十面(本)十一面(本)十二面(本)十三面(本)十四面(本)十五面(本)十六面(通販)十七面(旅行+通販)十八面(学校)十九面(?)二十面(入れ歯+旅行)二十二面(TV局)二十三面(TV局)二十四面(人材募集)二十五面(人材募集)二十六面(週刊誌)二十七面(週刊誌)二十八面(旅行)二十九面(旅行++頭痛薬)三十面(保険)三十一面(学校)三十二面(旅行)三十三面(不動産)三十四面(旅行)三十五面(金融+本)三十六面(ネスカフェ)三十七面(学校+ピアノ買取+旅行)三十八面(週刊誌)三十九面(学校+人材募集+リサイタル+学校)四十面(資格案内)以上であった。

つまり一流の企業の広告はネスカフェ社のみという事であった。売れない本の広告ばかり安売りの旅行ばかり、生徒が集まらない学校ばかりであった。朝日の他の新聞も同様の惨状であった。新聞を読まない若者が増えている。政治的には小沢を守り切った鳩山が小沢に大きな貸しを作った。が然力を持った小沢は力を残しつつ、五月前後に退くだろう。柳に風の鳩山は意外と強いといえる。

渡部、前原、野田、玄葉、枝野等は又々、政治家として判断が甘かった。政治家は阿呆と馬鹿を演じないと天下は取れない。じっと我慢を決め込んだ徳川家康を学ばないといけない役不足だ。


夜が明けてスズメがチュンチュン鳴き出した。TBS時事放談が始まる。東大教授、御厨貴が司会だ。政治学者がこんないつも同じ登場人物の番組の司会をやったら安いタレント学者だ。渡部恒三は小沢が残ってしょんぼりし、日本語の上手な(?)ジェラルドカーティスがトンチンカンな話をしている。本当の事を知っていながら本当の事をはなせない、こんな番組を見ている、聞いている事を止めにして冷えたビールを飲んでひと眠りするか。

ハイチに向かって第一陣150人の自衛隊が救援に向かった。PKO活動だ。この法案を作ったのは小沢一郎であった小選挙区制もしかり。攻めるに強い男も守りには弱いもの。遠くから見ると大きく見えるものも近づけば大した事がない場合が多い。
梅の木にぽつんと白い花が咲いた。スズメの鳴き声は朝聞くのが一番だ。
ビールはやっぱりキリンビールだ。

1 件のコメント:

sakon さんのコメント...

いつもスケールが大きすぎて、コメントに困ります。はい、キリンビールです!としか言えません。。