変われば変わるものだ。
甲子園でハンカチ王子なんていわれ、日本ハムに入団した斉藤佑樹、一方ライバル田中将大は楽天に入団。
今は二人の投手としての球の威力、体から出る闘志とオーラ、気合い、気迫、その全てが近寄る事のない大差となった。
まるで覇気が無く引退間近の投手でももうちょっといい球を投げるのではと思うハンカチ王子。
投げる球は殆ど変化球、直球はハエが止まりそうで球はすいませんとお辞儀してしまう(人はこれを魔球という)。
九回投げきる体力も、地肩もない。元々体はプロとしては小さいし桑田や松坂の様な地肩がない。
マウンドからトボトボとベンチに戻る姿にあれほど熱狂したファンの声援も半減した。又のりしろがもうない。
これ以上は伸びないと思う。
私は彼は政治家向きだと本当に思っている。汚れきった政治、国会議事堂を白いハンカチで掃除して欲しいと思う。
想像して下さい。彼があの薄暗い国会の中で白いハンカチ党党首として歩いている姿を。
演説もうまい、きっと救世主になってくれる筈だ。
一方田中将大は全く斉藤佑樹の逆、ダルビッシュと共に日本を代表する大エースとなった。
気合、気力、気迫、闘志の埋蔵量がまるで違う。そしてまだまだ伸びるのびしろを持っている。
こちらは政治家には全く向いていない。
単純にして明快である。
二人をカタカナで比べると「フンニャーとウリャー」の違い。
「へナーとバーン」の違い。「サイゴマデイクゾーとゴカイデオシマイ」の違いとなる。
持っている人間なんてすぐバレてしまう。ニーチェ曰く「どんな英雄もいつかは飽きられる」だ。
田中投手に送る言葉はやはり、ニーチェ曰く「どんな強者もいつかは疲れる」。星野仙一に潰されない事を願う。
一昔前24時間働けますか?なんてとんでもない事をいうリゲインという栄養ドリンクCMが流行った(今はあんまり売れていない)。そんじゃいつ休むのとなり、全く寝ないのという事となり、結局はビョーキになる。
そのツケがいま日本中をビョーキにしてしまった。今度のビョーキは従来の抗生物質もワクチンも効かない。
特効薬は休むしかない。
孫子の兵法に「休んだ人間(兵)、休んだ軍(会社)は強い」という。
海外にロケに行くとなんで日本人は昼ご飯も食べず働くんだ、何でそんなに急ぐんだと言われる。
根性だ、気合いだ、気合いだ、気合いダーなんてアニマル浜口的な父親は病院に入れられる。
8歳になる孫(男の子)がグランパ、算数34点だったよと言って来た。
凄いじゃん、グランパは中学三年の時14点だったよといったら勉強できないんだと喜んだ。
100点か0点でいきな。好きな科目だけ伸ばせばいいから。
で好きな科目はと聞くと道徳と体育だという。何で道徳と聞くとテレビ観ているだけだからなんだと。
幸い小さな体でスポーツ万能の様。私のDNAがタップリ入っている。
少年野球に入り遊撃手(ショート)で四番でキャプテンをやっている。
中学だけでればいいよと言ったら高校に行かないと甲子園に行けないよという(パパは孫が甲子園に言ってプロの選手になるのが夢なのです)。じゃあ34点じゃ入れないぞと言った。
東京ドームに野球を観に連れて行ってあげる。
わたしも遠足に行くように楽しみで殆ど寝れずずーっと原稿用紙に向かっている。
愚妻が朝早くからゴソゴソお弁当を作っている。田中将大みたいなガッツのある選手になりたいという。
私の知人が「孫の力」という年四回発行の雑誌を刊行した。休刊・廃刊続きなのに新刊とは凄い事だ。
第一回目は写真家立木義浩氏、菅原一剛氏が東北の被災地に行って孫達と生きる人々をいい写真にしていた。
流石プロと思ういいスナップショットだ。写真の基本はスナップだ。これからは「孫」の時代。「マガジン」も「マゴジン」だ。
是非書店でお求めを、1000円です。マゴマゴしたら連絡をして下さい(私に)。
「ジイジイ、バアバア+孫」この三点セットで日本人の人口の半分位という数字なのです。
帽子とタオル、ビニールバッグ、下敷き、ウエストバンド、キーホルダー、ジャビット人形を買ってあげました。
ついでに巨人軍も買ってやると言ったら孫は買って買ってと大はしゃぎ。
ポケットには28700円しかなかったのです。
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