米CNNのテレビ電子版などの報道によると、約720億円かけて造られた空母サラトガ(56000トン)がテキサスの解体業者にわずか1セント(約1円)で売却されると発表した。
1965〜1994年まで現役だった。航空機90機を運搬出来る。
ベトナム戦争や湾岸戦争などに出動した。過去にも同様のケースがあったとか。
歴戦の強者も時代遅れとなり、お役御免となった様だ。
維持費も掛かり過ぎる、廃棄費用も数億以上かかる。退役空母は無用の長物なのだ。
こんな記事に触れると、我と我が身も同じに思えて来る。
かつては若く、全身を凶器の如く鍛え続け、怖い者なしの乱暴狼譜者であった。
いかなる敵にも臆する事なく戦うだけの気力、体力、馬力が漲っていた。
だがしかし今は“ふりしぼる”そう何もかもを“ふりしぼる”事に専念している。
今流行中のディズニーの映画(アナと雪の女王)の主題歌の一節「Let it go」「ありのままで」をモットーに。ありのままの姿をさらけ出す。
そして誰も作らなかった作品を世に出し、ドーンと風穴を空けてやるんだと“ふりしぼる”のだ。残りわずかとなったマヨネーズを絞る様に。
私に1セントの価値有りと思ってくれる人のために全力をふりしぼる。
1 円を笑う者は、1円に泣くという。価値ある1円になりたい。
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